娯楽映画に徹しているので3時間があっという間
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冒頭の収容される場面から、最後の場面まで、
一気にダレることもなく、飽きずに見ることが出来ました。
稀に見る娯楽映画ですね。
見所は挙げたらきりがありませんが、
やはり脱獄方法、準備、そして実行に移すまで。
そして脱獄後のそれぞれのドラマ。
ハイライトはマクイーンのライディングによる逃走。
実際にバイクを駆っているので、物凄く生き生きとした画になっています。
ジャケットにもなっているくらいですからね。
個人的には、第二次世界大戦時のドイツ国内の映画をストーリーにおきながら、
ここまで娯楽映画に徹した、というところが凄い、と思います。
製作されたのが60年代、ということもあるでしょうが、
ただただ、何度も繰り返しますが、「凄い」としか言いようがないです。
本当に楽しめました。
満点です。
脱獄映画の先駆け
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人気ゲーム、メタルギアソリッド3の無線会話で登場したことで近年再び脚光を浴びだした映画です。
これは史実を基にしたいわゆる脱獄映画ですが、第二次大戦後期のドイツの捕虜収容所の話です。
1963年に公開されたこの映画は後の脱獄モノに多大なる影響を与えました。
有名なのは1979年公開の「アルカトラズからの脱出」という映画ですが、
この作品の台詞やシーンのオマージュがあるなど微妙なつながりがあったりします。
アルカトラズからの脱出と見比べればよく分かるのですが、現在の厳重管理な刑務所とはかなり違って
あくまで収容所であるため結構管理が甘く、平気で私物を持ち込めたり看守や所長の
持ち物を簡単に盗めたり規則が甘かったりするのが脱獄物としては異例な点です。
特に収容所の看守たちがかなり寛大でアメリカ兵に対する理解があるのがアウシュビッツとか
固定観念的な暗くて融通の利かないドイツ人のイメージを植え付けられている私たち
からすると少し意外な点でした。
さらに異例な点としては数人程度の脱獄ではなく250人の脱獄であるという点です。
これには理由があり、これだけの数がドイツ国内に分散すればドイツは大混乱するだろうという作戦でもあり、
実際史実ではかなりの数が脱獄に成功した為ドイツ軍7万人が引っ掻き回され連合国軍の進軍に多大な貢献をしています。
最後はドイツ兵が脱走捕虜を撃ち殺してしまう描写があるもののそれに関わったドイツ兵も敗戦後
勝った側の一方的な裁判で全員死刑にされているのも興味深い点です。
一人一人のキャラクターが活き活きしているので最後まで飽きず非常に楽しめました。