「300〈スリーハンドレッド〉」のカスタマーレビュー
血が踊らない
3人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
映画の素材としては非常に良いものと思うが演出がいまひとつ。
この素材をキューブリックならすごいのが出来ると思う。
殺陣シーンでスローと早回しをしつこくやって安っぽくなってる。
ペキンパーのように荘重さを出したいのだと思うが外してる。
英雄の偉大さを褒め称えるような賛美なナレーションが興ざめする。
野蛮人のようアウトサイダーに描けば魅力が出ると思うが。
一人で100人斬りでバサバサ斬っていくのは日本の時代劇と同じチャンバラ演出でリアリティーが無い。
なにより違和感があるのはCGで作った血しぶき。
無駄に無機的に単調に噴出す。
人によって切った部位によって切れ方によって血しぶきはそれぞれ違うのに全てが同じパターンの血しぶき。
同じ絵や同じ音楽繰り返えされると吐き気がするのだがそれに近い。
DVDでは暗い部分が全部黒くつぶれている。
画面の半分が黒で残りは白とびして不快になる。
レオンのように大きな圧力跳ね返すエネルギーが全然出てこない。
好きな人にはたまらないだろうが・・
3人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この映画にストーリーなど存在しないと言っても過言ではないだろう。しいて説明しようとすれば、スパルタの男達が名誉の死を求めてただひたすら闘うという作品だ。
もちろん本作はアクションシーンが肝。パンツとマントを身に着けた熱い男達が闘う闘う闘う!剣を振り回し敵の首を切り落とす。陣形を組み敵を寄せ付けない防御をする。アクションシーンは確かにすごい(ある意味)。
しかしながらストーリーというストーリーがないため、男達が何故そこまで闘い、命を賭けるのかが理解出来ない。"スパルタの男だからだろ?"と言ってしまえばそれまでだが、映画なのだから、男達の心情を深く描いても良かった気がする。アクションシーンもすごいが、あまり印象に残らない。死体を積み上げて壁を作るシーンくらいしか頭に残らないのである。アクションが肝なのに、印象に残るのがそれだけなのは痛い。
好きな人にはたまらない映画だろうが、個人的あまり楽しめなかった残忍なアクション映画。もう少し違うことを描いてもよかったと思う。
圧倒的な表現力。
5人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
100万人VS300人の戦い・・・。
戦争において勝利を決定付ける要素は、やはり「数」です。策略を駆使して少数軍勢が大軍に勝利した戦いは過去にいくつもあります。ですが、それはあくまでも奇襲において効果を発揮するものであって、正攻法での戦いでは効果を期待する事は出来ません。
本作は、たった300人の勇敢なスパルタ兵士達が国や家族、友を守る為に100万人の敵と戦うものです。歴史に基づいた映画ですので、この戦いの歴史を知っている人は最後がどの様な結末か御存じのはず・・・。
映画の感想ですが、映画の世界に純粋に引き込まれました。圧倒的に戦力の劣るスパルタ人達がどの様にしてその勇姿を見せたのか、最後の最後まで目が離せませんでした。
本作を観終えた時、国や家族、友を愛する者達の生き様とは、かくも素敵なものなのだなという事を教えられました。
お願いします。是非、必観して下さい。