ザ・シーカー 光の六つのしるし [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
(2008-08-02)
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「ザ・シーカー 光の六つのしるし [DVD]」のカスタマーレビュー

『原作破壊をどこまですれば気がすむの?』と言いたくなる作品
1人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
原作好きな人には絶対にお勧めできません。
原作が好きなので思わず手が出て見てしまいましたが、あの独特な世界観がかけらも感じられません。
原作を知らないとしても、あまり面白い作品とは思えません。
ただ、原作シリーズの1巻にあたる「光の石の6つのしるし」は内容が濃く長いのを映画1作にするためにむりやり短くまとめざるをえなかったためもあるのかな・と思います。
国境越えて、皆オタク
3人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
アメリカからイギリスの田舎町に越してきた少年が、闇と戦う光の戦士としての宿命を知り、世界を救おうとする。ダークファンタジー。

ウィルはクリスマスに招かれた洋館で「光の戦士」であることを告げられる。「世界を救うのは6人兄弟の6人目」と告げられるがウィルは5人兄弟の末っ子。しかし、母親から実はウィルは双子で、片方は数学者の父が目を離したすきにさらわれてしまったことを知る。期日が来る前に「光のしるし」を6つ集めなければ闇に対抗するパワーが失われてしまう。「光のしるし」は身近に散らばっているが、どうやら過去にもあるらしい。ウィルは「光のしるし」を見つけるたびに過去に呼ばれて…

ある日、突然自分の隠された使命に気づいて、異能力が発動される。自分は特別な人間だったのだ…。「エヴァンゲリオン」からこの思想は「中二」と名付けられました。(シンジ君が中二だったから)。なんだ〜、アメリカにもこんな思想はあるんだ。

国境越えて、皆オタク

と、仲間意識が芽生えたりして。そもそも「指輪物語」「ナルニア国物語」等等古典のファンタジーからこんな思想はあったのですが…。なんだか最近は「自分には隠された能力があるはず」「いつか、能力が目覚めて、人生は劇的に変化する(それもよい方に)」という思考の方が多くいらっしゃいます。「「努力」の積み重ねは「隠された能力」があるからいいじゃん、しなくて」という幻想を抱いている方…。あくまでもそれはファンタジーの中の「設定」です。パンピーは努力するのが普通ですぅ、という基本を勘違いしている方が最近多いです。洗脳されちゃったんですね。「エヴァンゲリオン」恐るべし。

本題から随分とずれました。苦労して6つの「光のしるし」を集めたウィルです。光の戦士なのでギリギリ間に合います。お約束です。「少年」「異能」のお約束。そして少年は実は良く見ると意外と容姿鍛錬で、自分の異能に悩んでいます。そしてそれを克服して使命をまっとうするのです。そして「光の戦士」の役目を終えたウィルは元の生活に戻って行きます。お約束過ぎて安心して見られます。

ここで大切な事は「異能者」はハイリスク、ノーリターン。そして使命を全うしたら、元の生活に戻らなくてはなりません。誰にも評価されず。

…パンピーでいいや。と思ってしまいました。評価すら得られない危険で無償な労働は勘弁です。「中二」をまっとうするには精神的・体力的に無理なお年頃の自分でした。
少年の心の成長の旅
2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この話は多分、少年の心の成長の旅だと思う。
だから、この少年にしかできないのだと思う。
集めることを求められる六つのしるしを手に入れるために、
少年が取った行動や気づきの一つ一つがその過程なのだと思う。

わからなかったのは、しるしがなぜ六つなのかと、
男ばかり七人兄弟の七男坊が条件だったこと。
何か深い意味があるのかも知れない。
原作のカベ
2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
おもしろい原作もの程、映像化は危うい……。
まさにこの言葉通りのビンゴ。

原作をアレンジするならば、もっと根底から練り直さねきゃね、って感じ。
中途半端にちょこちょこと、あんまり考えもせずに設定などいじって済むもんじゃないよっていういい実証だった。
どうせならもっと、映画は映画!くらいに変えてくれた方が潔くってマシだったかもしれない。

ここまでただ原作の舞台を都合よく現代に持ってきて、それに沿わせて話を展開させただけの造りで、映画だけご覧の方には何が起こったのか解るのだろうか?

キャストも、メリマンは私のイメージからはほど遠く、でも物語の中でもさして重要キャラっぽくもなかったからいいのか?
グレイソーン婦人は上品でかわいかったけど。

いい点を挙げたら、イギリスの地方の風景や古城がきれいだった、程度、まあ映像は悪くはない。

時間の重みと格式が組み込まれて堅牢なあの原作を、よくもこう俗っぽく安っぽくしてくれたわね……と思ったが、全く期待せず観たんで怒りもなかった。
やっぱりこの程度か〜、ってもん。

古典ファンタジィOKで、原作未読の方は原作をどうぞ!
ファンタジー的な雰囲気はあるが、設定が複雑で訳が分らない。
4人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
何不自由なく暮らしていた英国の少年が14歳の誕生日を迎えて、世界を滅ぼす闇と戦うファンタジー。

映像的な雰囲気は出せています。舞台もハリー・ポッターに代表されるようにファンタジーの定石ともいうべき英国で、無難なスタート。

が、しるしだの、闇だの、光だの、シーカー(ハリー・ポッターのスポーツでも同じ名称が登場していたような気が・・・)だの余りにも複雑すぎます。

度々、場面転換するし集めなければならないしるしが6個あるはずなのに、それを1作品内で全て集めきろうというのだから、やたらと展開が駆け足。

闇は度々主人公に迫りながら、なぜ力づくでしるしとやらを奪ってしまわないのだ???
ただ「口で脅すだけ・・・」では登場の意味なし。

詰め込み過ぎです。「ナルニア」や「ハリー・ポッター」のほうがエピソードを分けている分だけまだ観れます。
こちらはあまりに急かし過ぎるという感想です。

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