フランドル

ブリュノ・デュモン
アルバトロス
(2008-01-09)
EAN:4532318400242
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密林探検隊
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nekofish
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「フランドル」のカスタマーレビュー

フランドル
なんでこんなに評価が低いのかがわからない 確かに戦闘シーンは少ないし一般向けではない
のかもしれませんが 戦争という一面の現実をリアルに生々しく描いている作品だと思います
映像の美しさもさることながら ストーリーの流れも見事
詩的な映像はなかなかよろしい
3人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
確かにパッケージはひどい。全くこの映画の雰囲気を伝えていません。この映画は詩的な美しい映像(村の風景だけでなく砂漠の戦場も、丘の上から遠くに煙がいくつも上がっているシーンなど、とても美しいシーンがちりばめられています)をバックに、生(性)と死を、戦場と日常という両極端の世界で描いています。

ストーリー展開がわからないとか、場面転換が唐突すぎるというのはハリウッドの戦争娯楽映画ではないので非難すべき点ではないと思います。主人公が少年兵を撃ち殺し、レイプし、仲間を見捨て、一般人を撲殺(おそらく)しても、それは善とか悪とかいう価値観とは別の、人類が有史以前から延々と繰り返してきたことなのでしょう。ラストシーンも戻ってきた村で主人公が幸せをつかんだというわけではないでしょう。あえて落ちをつければ、それでも俺たちは生きている、ってところでしょうか。
味のある作品が埋もれちゃう。
5人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
作品の根幹を貫いているテーマは同監督の他作品同様に゙生々しいまでの人間性゙です。

作品全体の雰囲気は静かで、哀しくも儚い人間の本質が、複雑な心理描写で描かれています。

言葉の説明が無いぶん、絵画の様に観る側の感受性しだいで大きく評価が分かれる作品です。

物事を深く考える方にこそ、お薦めです。
とてもじゃないけど高い評価は与えられない
6人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
戦闘シーンをイメージさせるあのパッケージは全くいただけません。「とりあえず戦争アクションの映画であることを消費者に強くイメージさせて買わせよう」という商業的な意図があるようにさえ感じられました。映画を通して深いメッセージを伝えたいという真面目な思い、映画人としての真摯さが本当にあるのなら、ああいうパッケージの絵にはならないはずです。
また、性描写のシーンについては、この映画を高く評価する方からも「簡単に描きすぎ」と評されている通り、実際最低です。人間性の深いところに焦点を当てる映画であるのなら、性という人間の営みについても、もっとよく考えた上で描写して欲しいものです。登場人物の内面の葛藤も充分には描かれていませんしね。
全体的に見て、大学の映画サークルで撮影したというレベルの作品です。

他の方々評価低いですね
8人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
低く評価したり批判したりすること自体には全く不満はありませんがその理由があまりにズレてるように感じたので私も書き込みます。
この映画はいわゆる「日常は平和だが退屈」で「戦場は刺激的だがやはり悲惨」という二項対立のものではないと思います。というのは私達の大部分が属する「社会」が殆ど抜け落ちていて、戦場すらもまるで世界の端に放り捨てられたかのような非現実的な描写です。いわば世界の果てから果てへ行き、帰る話。
その構造に既視感があるのは私だけではないはずです。
エヴァンゲリオンを筆頭にセカイ系などと呼ばれるマンガやアニメ作品では、田舎の学校のような閉鎖的空間での美少女との恋愛から、一気に宇宙規模の戦争に主人公は巻き込まれたりします。中間の「社会」は抜け落ち、まさに世界の果てから果てへのみ行き来する。主人公の苦しみは巫女のような少女が受け止めたり。
ちなみにこの映画にはご丁寧に女戦士も出てきます。
しかしこの映画には萌えも派手なアクションもない。戦場の友情も、田舎の牧歌的な家族の姿もない。あるのは「動物」のようなセックスと暴力だけ。それは「社会」の崩壊した未来の姿。本当のポストモダンのセカイかもしれません。

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