パリ、ジュテーム プレミアム・エディション

ジェネオン エンタテインメント
(2007-10-24)
EAN:4988102400736
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ロックパンダ
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「パリ、ジュテーム プレミアム・エディション」のカスタマーレビュー

le cinema !
「30歳・男・既婚・ハリウッド系はたしなむレベル・ややまじめ・SE・パリ暦3回」の私にとって
この映画はとてもよかった。
オムニバス名だけあって「は?」というものもありましたが
全体として、特に「トリ」が最高によい。
パリに住むいろいろな姿があって
最後のトリは「訪れるパリ」のよさをデリケートに表現している。
決して派手ではなく。むしろ地味に。
でもこの映画を見る多くの人は後者のはず。
私を含め多くの人がパリに魅了されるのはこんな感じだと思う
きっと見つかるはず。あなたのお気に入りの「パリ、ジュテーム」
1人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 パリの街角の恋の小さな物語。短編映画18篇を収めたオムニバス映画。
 
○一人の女性が自分の子供を保育所に預けベビーシッターの仕事へ行く。二人の子供に対して歌う子守唄は同じもの。他人の子供に歌を歌いながら思うは自分の子供。
○別れ話を切り出そうとする夫。しかし妻は白血病の末期だった。愛人に別れを告げ妻にすべてを捧げる決心をした夫。次第に妻への愛情を取り戻していく。
○死んだ子供を忘れられない母。その子の声が聞こえる。大好きなカウボーイと一緒に現れたその子は天国へと旅立って行く。母に別れを告げて。
○盲目の青年と女優志望の女の子。盲目の青年は彼女の声だけで気持ちを理解する。しかし女優の彼女の言葉は本当なんだか芝居なんだか…。奇妙な関係だけど恋は進み進展する。
○離婚調停中の元夫婦の物語。二人とも別の人と付き合っている。お互い悪いところを言い合う。だけど最後に二人の心にある本当の気持ちが表れる「みんな一緒に暮らせばいいのに」。
○パリに赴く孤独な中年女性。気持ちを分かちあえる人がいればと思う。公園のベンチで人々を眺めながらランチを食べていたらある気持ちに気付いた。「生きている」って。そしてパリを愛してる。そして愛されてるってことに。

 映画の舞台もコインパーキングに始まり地下鉄、美容院、レストランにバーと様々。出てくる人々も老若男女、黒人、白人、フランス人、アメリカ人、中国人といろいろ。ドラキュラだって出てきたりパントマイムする人まで…。1篇たった5分くらいの話だけれどどれも個性的。映画を撮るってだけでも大変な労力やお金がかかるのにこんなに沢山の監督や俳優たちが集まり凝縮された作品は他にないと思う。そういう意味でもすごい。

 きっとあなたのお気に入りのパリ、ジュテーム『パリ、愛してる』が見つかるはず。
イロモネア(映画監督編)
1人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
1965年に作られたパリの6つの場所を舞台にした『パリところどころ』とほぼ同じコンセプトのオムニバス作品。パリ20区のうち18区をテーマにした作品は、それぞれ別の監督が担当しているせいか各々の独立性は強くテイストにもバラつきがあるため、この映画を見た観客の趣向性がはっきりと選別される作品だろう。

で、個人的には以下にあげる3地区をテーマにした作品に注目したい。
・バスティーユ(12区) 監督イザベル・コイシュ
離婚を切り出そうとしたところ、妻が不治の病にかかっていることが発覚。妻の面倒を見ているうちに愛情が甦り、終生夫が妻への愛の囚われの身になるというお話は、地区名(バスティーユ)に絡めた皮肉な脚本が秀逸だ。
・お祭り広場(19区) 監督オリヴァー・シュミッツ
パリの片隅で悲しい出会いと別れを経験する若いアフリカ系移民の男女。最後まで飲まれることの無かった冷めた2カップス・オブ・コーヒーが、この男女に重なる演出がなかなかであった。
・14区 監督アレクサンダー・ペイン
パリに一人旅にやって来たアメリカ人のおばさん。長年看病をし続けた母親が死に一緒に旅に出る友人もいない孤独な女が、パリの公園でふと哲学的な啓示を受ける。自らを「死んでいる」と語る女が、孤独の悲しみと同時に生きている実感を覚えるという深いテーマを短時間で描き出すことに成功している。

その他、ハーレクイーンもどきの恋物語やドラキュラ系ホラーなど、「無理して入れなくてもよかったんじゃないの」と思われる雑多な作品が紛れ込んでいるので、時間の無い人はチャプター機能を使って見たいものだけ見るというわがままも大いに許される1本だ。こういうオムニバス形式の場合、得てして大物監督による大物俳優を使った作品がこける傾向値にあるような気がする。たった5分という凝縮された時間の中では過去の威光も役に立たなくなるのだろうか。監督自身の実力が素で試されるという残酷性は、ある意味イロモネアの世界に共通しているのかもしれない。
もう少し各話長めがよかったかも・・・!
1人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
見る前は、ラブ・アクチュアリーのように「愛するってすばらしい!」的
な感じの映画で、それがちょっとパリらしく上品にそして若干スノッブになって
いるのかと思っていましたが、ぜんぜん違いました。
一つ一つの話がきちんと完結していて、それでいて明確な答えはなく
余韻を残し、考えさせる珠玉のストーリーの数々でした。

特にお気に入りは、ヒジャブを頭に巻いたムスリムの女の子の話、
離婚寸前の妻が実は白血病だった話、目の見えない男性の話です。
子守唄を歌うお手伝いさんの話も、ちょっとミステリアスでよかったかな。
ぼんやり生きていればそのまま見過ごしてしまう愛に
ふとしたことで気づいて、少し優しい気持ちになれる、
そんな話の集まりだと思いました。
ただ、残念だったのは、各話が5分は若干短く、印象が薄れがちなとこです。
オムニバスはどれも大好きですが、僅差で、
5話からなる映画「美しい人」に軍配をあげたいと思います。
うーん、あとほんのもう少し深堀してほしかったです。パリ、ジュテーム。
白血病の奥さんの話では、村上春樹ネタが出てきます。春樹ファン、必見!

好みの監督みつかります
2人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
全体としてはパンチのない映画に感じるが作品一つ一つで脳みそを切り替えることで面白さがあふれだす

監督の個性がすごすぎてパリという共通点だけではこちらがつかれる感じがする

それだけにあなた好みの監督がみつかるでしょう

この映画をみて、監督からみる映画の幅をひろげたり
あの映画はこの監督だったのか!
など面白い映画だ

もちろんパリ好きにはたまりません

あなたの心の中が
映画をみた日は
パリ色になること間違いなしです

個人的にはアレクサンダーペインの作品がよかった
独身の中年の女性の輝きと生きるという切なさをあんなに的確に繊細に描いた作品はいまだかつてないと思います

みた後も
心に響く作品でした

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