「機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス [DVD]」のカスタマーレビュー
違和感解消と作品の質に感じる違和感
7人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
他の方も書かれていますが私も前回の新規音声版を購入した口です。
初っぱなの三機のザクがサイド7に着岸?する際の音が記憶にあった軽めの音ではなく重たい音になっており「あれ?20年経って記憶がずれてきたか?」と感じたのが本作を見てやはり記憶にある印象に近く安心しました。
懐古主義やファーストが絶対のつもりはありませんが、見た映像は見たままに見たいという願いが叶って嬉しかったです。
しかし一方で新規音声版では音や主要人物の声が入れ替わる等の違和感に意識が行っていたのとTV版を久しく見ていなかったので感じなかったのですがTV版BOXが発売され、それを鑑賞した後に劇場版をみるとTV版にあった戦争の悲哀を感じさせるエピソードをカットされていることに気がつきました。当時のアニメ映画が子供対象でありスポンサーの玩具メーカー側の意向を考えるとロボット同士が肉弾戦をガッチャン、ガッチャンやってる状態にしなければならないという事情は十分に理解できるし、3作「めぐりあい宇宙」ではかなり登場メカの変更や新規セル画起こしなど(監督は不本意らしいから安彦良和氏による)リアルな戦闘と戦争の虚しさを描こうという抵抗は見られるけど、やっぱりちょっと残念。
それでも今より制作に規制が多かったであろう当時によくもこれだけきれいに纏め上げたものだと感心しました。
特に1部より2部、そして3部と後半へ進むほど映像もリファインされ大人の鑑賞に堪える作品になっている。味方は絶対に死なない等のご都合主義も極めて少なく当時としては画期的な作品だといえる。
富野監督はお好みのラストは主要人物皆殺しにしたかったそうですが、本作のラストは今見ても感動的で素晴らしい。
懐かしさがよみがえってきました!
4人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
特別版を持っていて何度も観ましたが、何かセリフなどに違和感を持っていました。思えば中学生の頃、当時はビデオなんかもそれほど普及していなかったので、劇場版の音声だけが録音されたカセットテープを毎晩聴いていました。今回このメモリアルボックスで、その違和感の原因がはっきりわかったのと、その当時の懐かしさがよみがえってきました。
劇場版 機動戦士ガンダムの完成品
5人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ガンダムファンなら購入確定。
高画質、やっと発売された劇場版と同じ声優と曲の場所。
あの映画館の興奮をもう一度味わえます。
必見!
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自分の人生に大きく影響したアニメ「機動戦士ガンダム」。
モビルスーツがカッコいいとはいえ、人間対人間の戦争アニメ。しかも内容は生と死の戦。
ストーリーベースは人間の歴史の縮図で、世界史好きにはたまらない作品です。そこに思想学と政治学、行政学的要素が入っていて、正に学問であり、アニメを超えたアニメと言えます。しかも、そのアニメは1979年に作成されたものとは、冨野監督の将来を臨む洞察力
に感嘆せずに、おられません。私自身も、ザビ家の独裁に賛成できるものではありません。しかし、作品のなかで、ギレンが「地球連邦の絶対民主制が何を生み出しましたか。官僚の増大と情実の世を生み、あとはひたすら資源を浪費する大衆を育てただけです。今次大戦のような共食いを生んだのも、連邦の軟弱ゆえです。もう人類は限界を超えましたよ」と述べています。これはまさに、今の日本を見るようです。日本を共産国家でもなく民主国家です。にもかかわらず、平等観が大きく、能力に応じて平等を単なる平等と取り違え、行政に国家に要求し続け、自己責任を忘れてきている。国民は資源を浪費する大衆になってはいないでしょうか。また、官僚支配による国家を形成してしまった日本はまさに、ギレンのいうところに見えて仕方ないのです。アニメとはいえ、胸に突き刺さる独裁者ギレンのセリフ。他にも、シャアやスレッガーにアムロ他名もない戦士の多くの名セリフがありますので、そのセリフの意味を感じながら見てもらいたい作品です。
予断ですが、NHKスペシャル「映像の世紀」を共に見るとさらに、ガンダムの世界観をより深く感じることができますよ。
《日本SF》の金字塔。
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単なる《ロボット・アニメ》を、《本格SF》へと進化させてしまった、記念碑的傑作。特に、一人の少年の《成長物語》が、最終的には、人類という《種》全体の《成長物語》として発展して行く、という設定が秀逸です。日本SFの流れを変えてしまった、《金字塔》とも言える傑作です。