相変わらず賛否両論著しい「夜明け前より瑠璃色な」だが、目にかどを立てる程のものでは無いと、この巻を見て思えてきた。
やはりこの手の恋愛ものの作品というと、如何に感情移入出来るかが大事であろうかと思うのだが、まさにこの作品はこれに当てはまるだろう。しかし、ようやく後半になってからであるが…。要するにエンジンのかかりが遅い。或る意味「大器晩成」と言えるのかもしれないが、それにしてもやや中途半端な感じもする。
「中途半端な…」というのは、やはりキャラデザインや作画といったビジュアルな箇所に於いてそう感じられるからである。そういった点を慮れば、ひとこと「惜しい」と思う。
また、ストーリーも13話で終わってしまうのも「惜しい」と思える点だ。
通常のTVアニメの作品であれば1クールに過ぎない。或いはOVAであれば1話1話が内容的に濃いから、そうならざるを得ないだろうが、こちらはTVで放送するアニメ作品である。1話1話の内容が濃くては少々マズいだろう。そう考えるとやはり存在自体が中途半端と言わざるを得ないのかもしれない。ここがこの作品の弱点として行き着くのだろう。

大器晩成?
2006年度・最低アニメ 銀賞メダル(;'Д`)ハアハア