ビートルズのプロデュースで名高いジョージ・マーティンを起用した80年作品。
ビートルズ的な面も確かにあるが、基本的にはファーストアルバム以来のハードさで押しまくっている。
しかしファーストのようにストレートな音ではなく、凝った音づくりがなされている。
世界的成功を受けてのレコーディングということで、リック・ニールセンとしては、やっとやりたいように出来たアルバムと言えるのでは?
この作品の発表と前後してトム・ピーターソンが脱退。その影響もあってか、セールス的には振るわず。
この後、バンドは長い低迷期を迎えることになる。全力で勝負を賭けたのにうまくいかなかったという感じか。
しかし、このバンドの攻撃的な面が好きな僕としては、このアルバムはかなり好きだ。
ジョージ・マーティンとの相性も良く、完成度も高い。
何かがちょっとズレていれば、傑作として評価されていたに違いないと思うのだが・・・。
このリマスター盤には5曲のボーナストラックが入っているが、12〜15は本作の前に出たミニアルバム「Found All The Parts」(邦題は「デイ・トリッパー」)の収録曲。映画のサントラ曲の11を含めて全ていい曲なのでかなりお得です。

もっと評価されていい力作