「クレールの刺繍 [DVD]」のカスタマーレビュー
抱いたイメージとは違ってた
9人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ジャケットのイメージと「刺繍」という言葉が醸し出すガーリーな雰囲気に惹かれて鑑賞。
主人公のクレールは出産費用は国が持つ代わりに産まれた子供をすぐに養子にだすという「匿名出産」することを決めた17歳の女の子。
17歳とは難しいお年頃なのでしょう。
クレールが冷めていて、感情表現が少なくてどうにも可愛くない。
実は繊細なココロの持ち主だというのが彼女がしたためる美しい刺繍に現れているのだろうか。
息子をなくした刺繍アトリエの女主人と新しい生命が宿るクレールとの心の交流も結構唐突で感情が伝わらない。
映像のイメージ先行で人物の描写が希薄。
もっと見た後に温かい気持ちになるストーリーかと思いきや、ちょっとシュールな映画でした。
愛の象徴?
13人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
美しい。
クリスチャンラクロワという一大メゾンに依頼を受ける田舎町の刺繍アトリエ。
そこでつながる、予期せぬ妊娠を明かせず、如何に身を振るか迷い行く女性と事故で息子を亡くし傷心するも気丈に、されどやはり脆弱ぶりを隠せずに生きるメゾンの婦人。
交わす言葉は少なく。
それでも心を通わせる。
やがて、決着をそれぞれにつける。
其処に舞い込むラクロワからの依頼という祝福。
全体的に、フランスらしく美しいのだが、いかんせん、最後のセックスシーンがすべて台無しにしているように思える。
それぞれの決着と旅立ちをテーマとするなら、決着を付けたギョームとのセックスをきっかけにクレールが決着するのはどうかと思う。
人とのつながりで決着するのは成長として見られるが、セックスをきっかけとして決着とは如何や。象徴としてキスや抱擁を用いるのはよいと思うが、ど真ん中ストレートにセックスを用いるのはどうかと思う。
すべての繊細な美しさが台無しになった。
刺繍アトリエに感激
12人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
オートクチュール刺繍がこれ程大変だとは思いませんでした.フランスの田舎町での日常を描いただけですが,妊娠と自殺,曇り空と憂鬱なこととは対照的に,刺繍が未来の何かを予感させるだけのインパクトがありました.シルクの上から刺す針や,下から糸を回したりと,これ程手間がかかるものだと知らなかったので,刺繍のシーンだけでも楽しめます.アトリエがちょっと暗いので,どんな作品ができるのか,自然と目が行きました.