ある古い農場と、その近くに生えている古くて大きな樫の木に住み着いたモリフクロウ、メンフクロウ、コキンメ、トラフズク、コミミズクの1年間のお話。
どの種類もほぼまんべんなく出てきます。
雪の中で寒さをしのぎ、春先巣を作りヒナを育て、やがてヒナが巣立ち、そしてまた冬を迎える様子を、英国の田舎の田園風景の透明な景色の中で描いています。
すごく科学的なドキュメンタリーではなく、どっちかというと叙情的。日本的な「うわぁ」とか「大丈夫かしらー?」とかいうお子様チックな科白は皆無で、淡々と渋いナレーションで進行します。
フクロウと古い農場とのいい関係が、やがて農場の近代化によって壊れていくであろうことを予感させるシーンもちらほら。
ちょっと心配になるところも中にはありましたが。
個人的にはモビングされて嫌顔のモリフクロウや、生きてる魚を狩ってるモリフクロウがツボでした。煙突から家の中に落ちたコキンメとか。
ちなみに。イギリスの在来種はモリフクロウ、メンフクロウ、トラフズク、コミミズクの4種で、コキンメは200年位前に導入された外来種だそうです。びっくり。
更に最近は外来種のワシミミズクが増えてきたそうですよ。
届いたディスクのデザインがなかなか秀逸です。
滅多にフクロウの生活を描いたドキュメンタリーはないので、お勧めです。

フクロウがいっぱい