「がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]」のカスタマーレビュー
コメディはツッコミ所満載なのがいい
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「スクール・オブ・ロック」のリチャード・リンクレイター監督、「スリング・ブレイド」と「チョコレート」のビリー・ボブ・ソーントン主演。
実は最初に映画館で観たんですが、なんと観客は我々含めてたったの3組という、ほぼ貸し切り状態。「この映画、ほんまに大丈夫かいな…」との若干の不安を払拭したいい出来でしたよ。客が少なかったおかげで、結構大きな声でツッコミを入れられた(ほかの2組も同様で、なんかツッコミ合戦のようになっていた)ので、結果的によし。
ストーリーは結構ベタな定番もので、昔メジャーリーグに3分の2回(!)だけ投げたことのある、今は飲んだくれのダメ男が、さらにダメな少年野球チームの監督を引き受け、やつらを強くしていくといったもの。
はっきり言って展開は読めるんだけど、それが良い具合に期待を裏切らないのです。子供たちがイイ味出してること。口が悪くて生意気だけど、なんか憎めない、なんかカワイイ。アメリカの個人主義っていうのは、こういう子供の頃から育てられていくもんなんですねえ。
役者陣もよく、特に、ビリー・ボブ・ソーントンがいい。今まで観たのはすごいシリアスで暗い役だったのに、この作品では完全なダメ親父。私はいい俳優さんはコメディ役がちゃんとこなせることと思っているのですが、その点でも彼は軽くクリアしちゃってます。
この作品がとても気に入ったので、昔のオリジナル版も観たのですが、どっちにも優劣つけられない面白さだったと思います。オリジナル版にはこの続きもあることですし、見比べても楽しめる、貴重な作品になるのでは?
Originalと甲乙つけがたい爽やかSports Drama!
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Originalにほぼ忠実なRemakeではありますが、そこかしこで現代風にArrangeしております。
私が特に気に入ったRemake Pointはビリー・ボブ・ソーントンがアマンダの実父だという点ですね。
アマンダが別れた恋人の娘で何年も会っていないのに、居場所を知っていたというOriginalでの設定がどうしても腑に落ちなかったのですが、Remakeは実の娘だから二人の出会い&やり取りも納得出来ました。
又、バターメイカーが所属していた球団がヤンキースからOriginal製作当時は発足していなかったマリナーズに変更されていたのは、脚本家のビル・ランカスターが西海岸出身だからか?(でもドジャースやエンゼルスではなく、バターメイカーが在籍していたとされる84年当時は弱小球団であったマリナーズだからバターメイカーでもMajor昇格出来たんだと裏読みできる)
それにしてもアマンダ役のサミー・ケイン・クラフトはゴツ過ぎるし、ケリー役のジェフリー・デイヴィスもLittle Leagueには無理がありすぎるが、どちらも野球の技術は本物のようでRealityではRemakeが上か??(ビリー・ボブ・ソーントンのノックはマッソーに比べて、決して上手くは無いが)
敵Team監督役のグレッグ・キニアも相変わらず粘着質でイヤーな役柄を無難にこなしているし(Originalのモローが演じたスポ根親父役よりも、Goodだと思います)、マーシャ・ゲイ・ハーデン の欲求不満の女弁護士役もOriginalの男性市会議員よりも良かったんでは。
兎に角、Remake作品として観ても、Originalとは別物として観ても、充分楽しめる作品ですYo!★4.25個ですね。
若干の変更が賛否両論なのでは?
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あの名作「がんばれ!ベアーズ」のリメイクなので一体どうなるのだろうと思ったがストーリーはそのままで細かい所を若干変更しているだけだった。途中まではリメイクする意味がまったくないと思われた。最大の悪夢は主演のビリー・ボブ・ソーントン。オリジナル版ではウォルター・マッソーがデタラメだけど憎めない人情味溢れるキャラクターで寅さんを演じた渥美清みたいな感じだったが、本作では女にモテモテのちょい悪オヤジ(かっこいいキャラクター)に変更されている。このギャップは大きすぎる。寅さんを岩城滉一が演じるようなものでオリジナルを知らない人にはハマリ役に思えるかもしれないがオリジナルのファンには冗談キツすぎる。もう何でもいいやって半分投げやりになって最後まで観たがこれが不思議と慣れてくる。やはりラストのスポーツドラマ特有の爽快さはすごくいい気分にさせてくれるので”終わり良ければすべて良し”の法則が働き主演のオヤジもこれはこれでまぁいいやとさせてしまうのである。それにしてもラストで監督がとった行動は勝ち負けを超越した野球の楽しさを子供たち全員に味わってほしいという何か野球の原点のような野球の本質のようなものを追及するようで非常に味わい深い。オリジナルと比べれば当然質は落ちるものの普通のコメディー程度の質は確保している。オリジナルは何十年経っても忘れられない素晴らしい作品だったが、このリメイクは鑑賞後数分で観たことを忘れてしまった。
まあまあいいんじゃないでしょうか?
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オリジナルが大傑作だけにあまり期待しないで観たものの、リメイクとしては合格点なのではないかと。ある意味完璧なオリジナルを完全になぞっても勝ち目は無いと割り切って作った感じがする。ホワイトウッド議員がシングルマザーの女性だったり、障害者の新キャラ(ただしこのフーパーという車椅子のデブを新加入させた為にエンゲルバーグのキャラがかぶってしまっている。その他オリジナルキャラを分裂させたり性格の振り分けアリ)、黒人のアーメッドの憧れが白人スラッガー等、時代に合わせた?新設定やスポンサー探しでちゃんとオリジナルどおりの保釈金融業にも行っておきながら実際に寄付金を募ったのは同伴喫茶?パブ?のスポンサーだという肩透かしギャグは笑った。タナー役の子もオリジナルと似てたので◎。反面オリジナルのファンは首をかしげる設定もちらほら。まずチームのキモであるアマンダがゴツい。チームで一番体がデカイ感じがする。よって華奢な体から剛速球という意外なカンジが出てない。ルーパスの本当に弱々しい惨めさが出てない。準決勝で監督命令によりケリーが外野フライを全て処理してチームに不協和音が生じるのだがボールを横取りされるのが1人でチーム全体のゴタゴタにならない。よって決勝での乱闘後の和解が爽快さに欠ける。ヤンキースの監督の暴君野球馬鹿っぷりが弱く、後半戦のバターメイカーの変心の動機付けが甘くなっている・・・ケリーの最終打席がオリジナルと違う・・・等々とまあ色々違いはあるのだが時代による変化というかリメイク版はこんなもんでしょうかね。音楽も効果的に使われオリジナルファンもニヤリとさせられる。ただリメイク版がベアーズ初観の人は是非オリジナルも観てほしいと思います。
オリジナルに負けていない
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音楽版「ベアーズ」とも言われた「スクール・オブ・ロック」を手掛けたリチャード・リンクレイター監督、まさか本当に「がんばれ!ベアーズ」のリメイクを監督するとは!!この監督、元々は「恋人までの距離(ディスタンス)」とか、その続編「ビフォア・サンセット」のようなリアルタイムで進行する実験恋愛映画とかが得意のはず。でも、この作品ではテンポの良さと自身の音楽のセンスを活かしつつも、職人に徹していますね。
チームのメンバー紹介的にオリジナル版以上に、それぞれの強い個性とダメッぷりが紹介される。言葉使いや仕草が強烈だし、人種や障害者の扱いもかなり際どい。
オリジナル版のウォルター・マッソーも捨てがたいけど、ちょっと年食いすぎの感がしないでもない。ビリー・ボブ・ソーントンは、完璧にハマリ役だったね。エッチで酔いどれなキワ者キャラが突出して、完全にビリーの映画にしちゃってる。(笑)