もともと南部アトランタ出身の キャットパワーこと、ショーンマーシャルさんが、メンフィスの名うてのセッションマン達とレコーディングしたこのアルバム。
彼女はもともとデルタブルースに近い感性を持っているのかな?と思わせる好アルバム。
私が彼女の作品を始めて聞いたのは The covers record。そのときは原曲を溶解させるような、彼女のセンスに驚愕したものですが、
いまこの The greatest を聞くと、確かにショーンさんはすばらしい感性をお持ちですが、以前はただ演奏がへただった部分がままあり、それがアバンギャルドに聞こえてしまったのかな?なんてことを思いました。
4thアルバム Moon pix とこのアルバムはやはり彼女のオリジナルとしてのアーシー(土着的)さがでており、聞き比べると面白い。
なんといっても、このアルバムは格段に演奏力の高いメンバーのサポートを受け、いままでにないゆったりとした、安心感のある、ショーンさんの横顔を伺うことができます。
1the greatest はあの洪水のことを歌っているようですが、彼女のピアノと、それをサポートする他の楽器が奏でるハーモニーは、いままでの彼女にない「癒し」を味わえます。
なんかこう、こじんまりしたバーで、彼女の歌を数人の客と独占したいような衝動に駆られます。

これが彼女本来の持ち味?
久々の新譜