このアニメの楽しみ方は何か? と言えば、可愛らしいキャラデ・妖怪と人間が暮らす不思議な設定・微妙な三角関係などなど。人それぞれだと思いますが、私は「人と妖怪のコミュニケーションに置ける日常の雰囲気」だと思います。
その持ち味が活きている限りのところでは、ほのぼのアニメとして良好です。
しかし、明らかに失敗している箇所があります。
それは、ミにょコンでぺと子が消え、シンゴが泣くシーン。
それ以前の、ちょちょ丸登場から違和感を感じ始めました。話が進むにつれ違和感が増し、首を傾けながらの視聴。
そして、問題のミにょコンのシーン。ぺと子の身体が完全に消え、シンゴが泣きながらシンゴラーメンの作り方を独白するところ。涙のシーンにも拘らず、こちらは何も感じません。完全に冷めていました。むしろ、泣いているシンゴが滑稽に見えるぐらいです。話が進行しながらも、置いて行かれたような気分を味わいました。
この原因はまず、妹が姉を殺すと言う、血なまぐささを匂わすストーリー展開のせいだと思います。ほのぼのアニメは、『あずまんが』や『先生のお時間』で分かる通り、雰囲気を一貫しています。だからこそ、テイストが損なわれず面白いのです。
つぎに、ぺと子のキャラです。
ぺと子は、貧乏にもめげずポジティブに生きる、魅力的な女の子です。
しかし、おかしいと思ったのがこのシーン。
ちょちょ丸登場の時、姉くぐるを殺そうとするちょちょ丸をぺと子が説教する。
この時のぺと子はおかしい。ぺと子自身の姉が消えていて、叱りたい気持ちも分りますが、そんなキャラではありませんでした。結果、ぺと子のキャラに違和感抱きっ放しでした。
この二点のため、私は『ぺとぺとさん』を楽しみきることができませんでした。
でもまあ、七話以降はさほど崩れてませんし(最終話ラスト最高!)。悪くはないです。


ほのぼのテイスト、成功と破綻
ようやく分かったぞ。