「トーチソング・トリロジー ENTERTAINMENT COLLECTION GOLD」のカスタマーレビュー
私的ナンバー1映画です
1人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
もう発売されてないんですね、DVD。
購入するの間に合ってよかったです。
世の中には名画といわれる作品は、あまたありますが、
ここにレビューを書かれている方たち同様、
私も「私的ナンバー1」映画として、トーチソングトリロジーを挙げます。
ゲイピープルの映画だと思って、ヘテロの方たち敬遠すると損しますよ!
ゲイの悲しみは複雑で深い、ですが、どっこいフツーの女(多分男も)の悲しみだって複雑で深いもんです。
フツーの人がフツーに恋をして仕事して生きていて、
周りの人や家族と理解しあえず、ぶつかり、疎外感を覚え、
歳だけはちゃんととってしまい、鏡をみてゲンナリし(グチですが)、
でもなんだか次の日はちゃんと来て、今日も生きている。
そして生きていると、時々「これも幸せなのかも」と思える日もある。
あなたがゲイでも純正の男でも女でも、
主人公のアーノルドにきっと共感(私は「同化」して見てますが)出来るはず。
恥ずかしい話ですが、落ち込んだ時はこのDVDをひっぱりだし、
もう最初の3分位(アーノルドのモノローグのあたり)から号泣しっぱなし(必ず)で観てます。
でも、見終わった後はちょっと元気になっていて、その「ちょっと」加減がリアルで好き。
ファイアスティンさんと、アン・バンクロフトに感謝。
もっとたくさんの人に見てもらいたい映画です。
若い頃に
2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
まだ20代だった頃にこの映画のビデオを観たのですが、それ以来、「トーチソング・トリロジー」は二度と忘れられない映画になりました。永遠に消えぬ刻印を魂に押された、という感じです。今はもう語る人も少ない、大勢の人が観たとは言えないこの映画のレビューをお書きになっている方は、皆さんそういう気持ちではないでしょうか。
私事ですが、誰かが「超感動したから観て!」という映画が、たいてい表層的で薄っぺらく思えてしまうのは、この映画をごく若い頃に観てしまったせいもあると思うのです。
愛ってすばらしい、とか、辛くても前向きに生きていこう、という、どこにでもある正論を内包しながらも、正論だけではない愚かしさと哀しみ、そして尊厳とユーモアに満ちた、深い深いこの映画のメッセージを一度受け取ってしまったなら、映画を観て感動する、という意味合いがもう以前と同じでは有り得ないと思うのです。
DVDには主演・脚本のハーヴェイ・ファイアスティンのコメンタリーがあります。
目からウロコ的発言も多々あり、購入してよかったなぁとつくづく思いました。
うれしい…
13人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
何人も同じ体験をされた方がレビューなさっていて嬉しい。
私も、10年以上前に偶然深夜のテレビで見てボロ泣き、それ以来
ずっと心に残る作品です。
やっと「彼」とひとつ部屋で暮らせる、という夜、
買物をしてくると言って彼がドアをバターンと閉めていった時の
なんとも言えない「遠さ」。あの時感じた胸騒ぎとその後の悲しみは
まだフレッシュなまま胸の中にあります。
理解してくれない母親に向かって、
彼の荷物を処分しなきゃいけない胸の痛みがどうしてわからないの?と
訴える部分が一番堪えた。
愛する気持ちは同じ。
自分の中に確かにあっただろう偏見をとっぱらってくれた作品でした。
真剣な映画です
19人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
同性愛がテーマだ、というくらいの予備知識で気楽に見始めた映画でしたが、見ているうちにだんだんと気づいてきました。この映画はコメディ仕立てではあるけれど、実は愛を訴える真剣な映画なのだ、ということに。そして、この軽妙で気の利いた(何度もぶっ飛びました)セリフの応酬、これは元は絶対に舞台劇だ!、その上この主演男優はただものではない、にわかじたてにドラッグクイーンを演じている俳優ではない、とも感じました。その結果、何と私はこの映画の元となった舞台劇のシナリオまで買ってしまいました(翻訳で出てます。比較しながら読んでとても面白かったのです)!そして主演男優が脚本も書いていたことを知り、ヤッパリ、という感じです。あまり書くと物語がわかってしまうので書きませんが、後半の彼の叫びには尋常ではない迫力があり、胸に迫るものがあります。エルトンジョンも結婚したのよね〜〜と思うと、余計にこの映画、皆に見ていただきたいです。
いつも上位3本に入る作品
24人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
血が繋がった家族だからといって価値観が同じではない。
美形の若い男が、中年の美しくないゲイと
恋に落ちないとは限らない。
結婚している男が完全にノーマルとは限らない。
幸せがずっと続くとは限らない。でも悲しみはずっと続かない。・・・
ゲイのアーノルドの生き方は、とても正直で威厳があって、
時に自信がなくても可愛くて、 人生で大切な
いろんな事を思い出させてくれます。
ゲイとしての生き方に悲哀はあっても決して卑下しない、
魂の強さは感動的です。特に、価値観の違う母親との喧嘩で
見せる表情はブルッとするほどすばらしい。
映画全体がユーモアに満ちていて、厳しい現実すら
深刻すぎず、さらりと流して見せてくれます。
やっと、やっとDVD化されて喜んでいます。
ここにレビューを書かれているほとんどの方が
そうである様に、私も心待ちにしていた一人です。
手元に置いておける幸せをかみしめています。
20代でこの映画に出会えたことに感謝。
そして母親になった今もこの作品を見られることに感謝。
アン・バンクロフトに合掌。
たくさん映画を見ても、いつも自分の中では上位3本に
入る映画です。