映画は2002年12月6日リリース。『マルコヴィッチの穴』でコンビを組んだチャーリー・カウフマンとスパイク・ジョーンズが再び結集した作品なのだが、大成功した後の次回作制作に苦しむ自らの様子を『脚色』していて、カウフマン以外に書けない予想不可能な筋書きである。その奇想天外なストーリーに玄人筋は2002年ニューヨーク映画批評家協会最優秀脚本賞を与えている。
ニコラス・ケイジが双子を両方演じていてその芸達者ぶりには驚くのだが、周りを固める面子も怪演を披露している。特に『蘭に魅せられた男』を演じたクリス・クーパーは本作で2003年アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞してしまっている。僕はこの受賞にはいささか疑問符が付くが、ニコラス・ケイジとメリル・ストロープの演技はさすがだと思う。
ニコラス・ケイジの場合、近作の『マッチスティック・メン』もそうだがこういう彼でなくては絶対できないような役をやらせると、スゴイ演技をする。スパイク・ジョーンズらしさはあまり感じられないことだけがちょっと残念。何しろ変わった話だ。

カウフマン以外に書けない予想不可能な筋書き
おもしろい!
脚本家の凄まじい独創性に拍手!
カクテルで言うとカルアミルク?