坂本さんはルックスもその感性もどこか女性的な要素がある。
なんてことを書くとファンに殺されそうですが、そう感じませんか?
ゆらゆら帝国で一番の傑作はやはり「3×3×3」だと思うのですが、
一番のお気に入りは?と聞かれればコレを挙げます。リピート回数は多分他の2倍〜3倍位。
ゆらゆら流ポストロック、とでもいいたくなる作風で、パッと聴きにはアンチロック的ながらロックでしか成しえない表現を用いています。
もともとテクノ的な要素であるループ的な奏法は、実はゆらゆら初期から貫かれている要素なんですよね。よーく聴くと分かる。
坂本さん自身クラウトロックや電子音は好みの分野らしく、今回に於いてバンドの色を保ちつつルーツにやや近づいた音の作りになっています。
「ハラペコ」のシーケンス、「侵入」の空間に点在しては消えていくドラムのビート。「貫通」の中盤の超・変態音響。
しかしこのバンドがやるとどれもなんだかレトロな味わいが醸し出されてしまうのは何とも面白い。
これこそバンドの「味」というやつですなんですね。
歌詞はそのセンスを保ちつつシュールさを極めた世界観に移行。
基本的に歌詞のモチーフは一見男性的視点で、エロスな暗喩も多いのですが、男らしいエゴ、アクを感じない。
女性的というよりは両性的というべき価値観が謳われています。
これらの楽曲もライブだとファズが鳴り響くアグレッシブな音像に早代わりするわけですが、
ステージの坂本さんは男の俺からみてもやっぱエロいんだよね・・
坂本さんの男性観、女性観ってどんなんだろう。ここらへんやっぱり、妖怪バンド。

坂本慎一郎の女性ホルモン
不思議なゆらゆらの世界