「ベートーヴェン:交響曲第5&7番」のカスタマーレビュー
クライバー初期の名演奏
3人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
カルロス・クライバーの演奏を聴いていると、今まで聴き古してきた名曲が全く新しいイメージで私たちの耳に入ってくることがわかります。この新鮮なイメージを言葉に表現することはいささか難しいのですけれど、今まで曇っていた天気がさっと晴れ渡った時に感じるあの一瞬のときめきにどこか通じるものがあります。
とりわけこのベートーヴェンの2大交響曲で、そのことを強く感じるのは第5番の第1楽章、第7番とも第4楽章でしょう、ここでの表現はクライバーの奏でる強靭なリズム感、オーケストラの一糸乱れぬ演奏が私たち聴く者にある種の緊張感とともに、新しい曲の感覚を与えてくれているようです。彼のこうした解釈はブラームスの第4番でも強烈に感じたものでしたが、実は私にとって、ブラームス第4番での彼の解釈には違和感があったことも否定できませんでした。しかし、このベートーヴェンではまさしくその本領が発揮されているわけで、この2大交響曲に新たな1ページが築かれたといって過言ではないと考えます。
このアルバムはLP時代に2枚別個に発売されてきたもので、今回それが1枚のCDとなり、値段もぐっと下がって、ある意味非常に魅力的なアルバムとなったわけです。これはクライバー初期の録音として、そして彼の代表的名演奏として非常に良いアルバムと言えそうです。
一つの金字塔!
8人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ベートーベンの運命と第7番、王道のCDと言えばやはりこの一枚ではないでしょうか?今日ではピリオドアプローチも見直されてきて、室内管を少し大きくした編成でのベートーベン(アンサンブル金沢など)もありますが、それとはまた違った魅力、むしろこちらが本道ではないかと思わせるパワーを持っています。演奏のサンプルとして聴くのにも非常にいいのではないでしょうか。ただし、ウィーンフィルでの演奏かつ当然ビブラートもかかっているので、「アンサンブルの妙」というのを強く希望したい人には合わないかも…。しかしながら、やはり買って損しない一枚だと思います。
迫力があります!
9人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この「運命」を聞いたとき、深い感動を覚えました。
第一楽章はとても重厚で、力があります。
これはオススメします!
全体的に綺麗ですが、運命の第四楽章が何となく荒くて残念です。
でも、この1枚は裏切りません!!
是非!!
みんなから愛されるクライバーの演奏
12人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
クラシック仲間でクライバーの批判を聞くことは、あまりない。
クライバーの演奏には独特のオーラがあって、みんなそれの虜になってしまう。
とにかく、演奏は変幻自在。オーケストラを大変うまくコントロールし、自分の作りたい音楽をしっかり作りこんでいる。クライバーの作りたい音楽というのは、きっと聴衆みんなに喜びを与える演奏だと思う。
このベートーヴェン第7番も、大変な喜びに溢れ、聴いていて、うきうき楽しくなる。本当にクライバーは天性の才能を持って、このベートーヴェンを演奏している。
最初にクライバーのベト7を聴いた人は幸いである。もう他に聴く演奏はないといってもいいくらいである。家庭に一枚クライバーのベト7。いかがでしょうか。
運命シンフォニーの決定版 7番も絶品
13人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なかなかレコーディングをしないカルロス・クライバーが放ったベートーベン交響曲の決定版。誰にでも勧められる入門編であり愛蔵品。早いテンポで聞き手を引き込む音楽作りはまさに天才的職人技である。ウィーン・フィルもクライバーの要求に的確に反応し伝統的ベートベンサウンドを鳴らしている。人気の高い5番と7番のカップリングは贅沢な組み合わせ買って損はないおすすめの一枚である。アナログ時代はそれぞれ別売で各2500円。とても手が出なかった私だった。それがまとめて1800円、イイ時代になったと思う今日この頃である。