は、嫌いな人には徹底して嫌われるかも知れない(笑)。新世紀に送る環境ものSFアニメ。声優は兵庫県出身。まぁ個人的な神戸慕情というよりは、モダチョキの濱田マリちゃんとか夏の定番「火垂るの墓」の現代版オマージュというか…あんな感じで。
まずCGの多用。「美女と野獣」の舞踏会的あのグルグル回る視点とか、ワインディングを走るバイクとかもう実に嬉しげも惜しげもなく使いまくり。「ポケモン」事件以来なりを潜めた透過光の多用とともに思いっきりめまいを起こさせてくれます。
や、ま、説教臭いです。でも不法投棄ゴミ、農薬に遺伝子組替。「自然にゴミなんかない。みんな誰かの役に立つ。ゴミを作るのは人間だけだ」「虫も鳥も自分の食べられるものはわかるのに人間にはわからない」の決めセリフに、人間の業とか澱とかの実体化物「ラージャ」と戦う特務機関に超能力者、突然の死と引き替えに突然超能力者の後継者として覚醒を促されるヒロイン。なかなか印象的。クライマックス、破滅する日本と避難民の苦労に阪神大震災の陰画を見たのは私だけではないだろー。
ある意味稚拙なCGとあいまって妙にリアル。物凄く写実的…と思ったらオヨヨ実写も混じる。バックにナレーション。はては劇中の商品のCMまで作る(農薬添加剤満載野菜ジュースや遺伝子組み替え系バーガー)遊びまくった次回予告…意識してますエヴァンゲリオン。それだけにキッチリ最後は大団円。分かり易すぎてこれでいいのかな…
まぁしかし、音楽の「菅野よう子」つながりがなかったら買ってませんて。「さくら」第2シリーズテーマで出会った歌姫、坂本真綾嬢の「ハチポチ」で「エスカフローネ」を、そして最近出た「ニコパチ」のオマケDVDにあった本作品メインタイトル「マメシバ」を聴いて見なければこの作品を買うことはなかったと…。
エンディングが毎回違い、違うコーラス、最後のサビまでドラマからなだれ込みに別挿入歌数曲(菅野キーボードによるインストルメンタルまで)。もう菅野プロデュース坂本真綾のイメージビデオコレクションという感じ。チカラ入ってます。イヤァ得したなと。

最後まで走り抜けた神戸訛り。神戸慕情…