「フロントミッション オルタナティブ」のカスタマーレビュー
最前線の緊張感
2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
初代フロントミッションの少し前の設定であり、ヴァンダーの前身のヴァンダー・ヴァーゲンを最大9機ラジコンの様に遠隔操作するゲーム。そのシンプルで無骨なデザインがPS1の少ないポリゴンで良く表現されている。
プレイヤーの分身である第一小隊長アール・マッコイは冷静な職業軍人として描かれていて、その辺りが初代のヒーロイズムやセンチメンタリズムを撤廃した世界観を良く表している。
上からの命令で戦っているに過ぎない自分達の行動が結果的にアフリカの運命を大きく左右するシナリオ分岐システムで、隠しステージ的な終盤の数ミッションでは怒濤の展開を見せてくれる一方で最初のミッションの結果次第では全部で数ミッションで終わることもある。
複雑に国家と人間が絡み合う重厚長大なシナリオがアクションゲーム以上の奥深さを与えており、その全貌を理解するのは中々大変である。
しかしその意欲的なシステムを理解するのはマニュアルの説明不足もあり慣れが必要で、同じミッションを何回もプレイする事になりAIの未熟さもあって結構ストレスが溜まるゲームである。そこが我慢出来ればかなり面白いゲームである。戦場に於ける同性愛の扱い方もリアルである('∀`ヾ)。テクノの曲も雰囲気に合っていていい\(^o^)/
スクウェア迷走期作品の持つ輝き
4人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
あちこちでネタ扱いされる本作ではありますが、ゲームとして多少困った点はあるものの技術的には当時の先端レベルを
いくものであったし、ちゃんとやる気になって面倒を見れば遊べる作品だと思います。おもしろおかしく見てやろうと
意図すればいくらでも困ったロボ軍団になってしまいますが・・・
ジャングルの木々をかきわけ、戦場を蹂躙する二足歩行兵器。その挙動は洗練という言葉とはほど遠いぎこちないもの
なのですが、それがかえって異質な迫力を生み出しています。
単体での戦闘能力ゆえに徐々に無茶な作戦に放り込まれる主人公たち。徹底してドライな設定の上に成り立つ刹那的な
人間ドラマ。本作を語る際には必ずネタとなる性別うんぬんの問題を抜きにしてもどこか投げやりで過酷すぎる環境に
悲しい順応をしていまう人間という生き物を見事に描いている・・・というのは言い過ぎでしょうか。
理想は高く、それを実現するための努力も怠りはなかったと思います。ただ、それでも当時のレベルでは届かなかった。
迷走期と言われる時期の作品たちはどこか異質な輝きを放っているようで、よくできた佳作よりもずっと価値がある
ものと思いますし、いつの日か再評価され、当時のスタッフの志を継ぐクリエイターが現れると僕は信じています。
好き嫌いが分かれるが良い。
2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「見てるだけ」が多いので暇な事も多いし、ストレスも溜りやすい・・・
だけに敵を倒した爽快感は抜群。
キャラクターもいい味出してる。
FMの名作だと思います。
情交やドラッグ系のネーミングも凝っている。
アフリカの自然とテクノ音楽とロボの融合。
一度システムが理解出来ると凄く楽しい
6人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
まだスク〇ェアがゲームを作る事にやる気まんまんだった頃のゲームです。
ジャンルとしてはリアルタイム戦略シミュレーションですね。
基本的に戦闘フィールドでは、プレイヤーが部隊のロボットに瞬時に操作出来るのは一部の操作だけで、戦闘自体は事前に設定した行動にそってロボットは動きます。
移動でつっかえてしまう方は、単に下手なだけだと思いますが…(確かにAIは未熟ですがね(笑))
ちゃんと道の真ん中に小隊が位置してから、出来るだけ道にそって方向を設定すれば、9割方は失敗しなかったですよ。
マイナーなソフトですが、早すぎた名作と言われるだけあり、面白いですよ。
おすすめです。
戦場のカメラマン
10人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
機体を手足の様に操作する喜びや、詰め将棋の様に完璧な戦略を駆使して勝利する喜びといったものとは全く無縁な作品である。
この作品の魅力は、いわゆる空気感。前線に立つカメラマンのような感覚を味わうことが出来る唯一無二の作品。
森の中で曳光を引きながら光るモノアイ。
軌跡を引きながら着弾直前でジャミングによりあさっての方向に飛び去るミサイル。
ローラーダッシュで間一髪かわされるレールガン。
偶然が生み出す名場面に遭遇したいがために再度プレイしてしまう。
ブラッシュアップされた次作があるとすれば、是非観てみたい。