「コフィー」のカスタマーレビュー
『Lの世界』
『Lの世界』のキットこと、パム・グリアの代表作です。きれいです。ハル・ベリーの1000倍、きれいです。タランティーノがとりあげたことで、再評価されました。
サントラCDもすばらしいです。『Lの世界』で興味をもられた方は、ぜひ本作をご覧下さい。うつくしさに、ホレボレします。
ブラックムービー
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JBがSay It Loud I'm Black And I'm Proudと叫べば、黒人聴衆が答える。
ファンクの御大JBが一時的に白人ファンを減らした時期でもあります。時代は公民権の「ブラックVSアメリカ」の対立構図。
この映画もそんな匂いのプンプンする映画で、チープならばチープなほどにワクワクしてしまうような類の、当時の雰囲気やユースカルチャーを真空パックにした如き楽しい映画です。
「善悪の分からな」くて、怒ると「夢の中にいる」ようになって見境がつかなくなる黒人ナースのコフィーが、妹をドラッグ漬けにされかつてのボーイフレンドが半死半生にされて、復讐を決意するところにストーリーは始まります。
その憎悪の対象はドラッグの元締めのマフィアへと向けられていきますが、次第に、ドラッグマーケットを背景にした複雑な勢力関係が明らかにされてゆき、コフィーは意外な、望まぬ敵と対峙しなくてはならなくなります。
劇中に「自分を殺してもドラッグはなくならないぞ」というセリフがありましたが、現在まで続くユースカルチャー×ドラッグ文化という根幹での関わりを再確認させる映画です。
でもまあ、この映画はそんなのを抜きにして純粋に楽しむべき娯楽作品。
音楽は、イナタくもありながら都会の寂寞をも同時に感じさせる、ファンク−フュージョン−レアグルーブのヴィヴラ奏者であるロイ・エアーズが担当しており、これがこの映画の最大の魅力の一つです!サントラもよかったらぜひ。
コフィーや、白黒混合のコールガールたちの色とりどりのおっぱいポロリだとかもあって、万華鏡のようなソウル・ワールドに目がくらみます!
やっぱりこういう爆発的なパワーを持った映画が好きなんです 本当の意味で“強い女”パム・グリアー
5人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
もう随分前に秋葉原に立ち寄った時に発見してびっくりしたDVDです。何せ私にとってのパム・グリアーはすでに歴史上の人物で、『ジャッキー・ブラウン』や『マーズ・アタック』に出ていた何やら曰くありげな年増の女性だったのですから。しかし色々な文献を漁ってみると相当な人だったらしい。しかし『黒いジャガー』でさえ廃盤扱いだったかつてのビデオ状況では見ることかなわず、いかに若い頃凄かったのか夢想の世界でした。
そして喜び勇んで見てみたのですが、「凄い体だ!」「荒っぽいけど勢いがあって音楽も最高!」「セックス&バイオレンス&チープさが結晶してこれぞブラックスプロイテーション!」と快哉を叫んだのでした。そもそも今でも安手のアクション映画は量産されていますが、こういうぶっ飛び加減で沸点の高い作品があるでしょうか。そして私自身が子どもの頃、それはTVの中でさえも良くある光景だったのです。私自身の感性を培った、アッパー系に疾走する熱い空気感です。最近色々なきっかけがあって再見したのですが、もの凄い肉体と強固な意志を武器にして「社会悪」とでも言うべきものに対して戦っていくパム・グリアーに改めて圧倒されました。“強い女”というだけなら幾多の女優が銀幕を飾りましたが、現実の黒人女性の置かれていた状況さえ打破しようとする彼女の政治的アピール、揺るぎない信条・生き方に固唾を呑むのです。「凄い、こういう人こそ地に足の着いた闘士なのだなあ」と感嘆しきりです。
肝心の作品紹介が余り出来ませんでしたが、これはもうこの手の映画に皆さんが望むものが全て詰まっていると言って良いでしょう。アフロに剃刀を仕込んでキャット・ファイト、脳漿飛び散り車で肉体が粉砕され引きずられ…。暴力描写も規格外。でもやっぱり稀代のミューズ、パム・グリアーの絶品なる肢体を堪能して下さい。下世話ながら根源的な映画というものの満足も与えてくれるはずですよ。
個人主義の消費世代へ
8人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
貧しい黒人の憧れの世界をこれでもかと描かれている。「ザ・マック」「ヒットマン」同様に売人のファッション、スタイル、そしてアフロの印象が強い。そういった奇抜さに負けじとパム・グリアはポルノ色たっぷりの色仕掛けで男を操り、ショットガンで血祭りにあげていく。映画の中の黒人達は自由そのものであり、現実社会の厳しさを物語っている。自分を犠牲にするような公民権運動から個人消費へと変わっていく転換期によるもので、まさしく黒人の為だけの犯罪映画である。
まさに、タマりません。
8人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ブラックムービーのスーパーヒロイン、パム・グリアの主演というだけで買って、見る価値有り。
クスリ漬けになった妹の復讐のため、ドラックディーラーに殴り込みをかける。その活躍ったら、コブシに力を入れて魅せられてしまいました。ラストは、また違った意味で前かがみになってしまいます。男の人は・・・