「さよならストレンジャー」のカスタマーレビュー
旅立ちを迎える若い人に聞いてほしい
6人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
くるりの1st。
今となっては「カメレオンバンド」なんて言われて、
アルバムリリースごとに新しい顔を見せてくれるくるりだけど、
このアルバムは「飾らない」「かっこつけない」等身大の彼らを見ているように感じる。
そして自分の若いころの悩み、迷い、泥臭さ、葛藤、卑屈さ・・・
そんなのまで思い出し、泣けてくる。
夢はあるけど、不安の方が大きい。
東京の広さにびびっちゃうけど、でもなんとかこの薄曇りの空の下で
頑張ろうという決意がヒシヒシと伝わる傑作です。
中でも【東京】は名曲。
【虹】の歌詞なんて、本当に味わい深い。
これを美しいと思える感性はいつまでも持ち続けていたいな。
ちなみに歌詞カードの写真たちも、
貧乏学生風な感じが非常に良いのであります。
地味だけど、聞いていてとても気持ちの良いアルバムです。
この春、新生活を始める人へ。
23人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
言うまでもなく「ストレンジャー」とは、決して奇妙な人とゆう意味ではない。
まだ来たばかりで、そこの土地にあまり詳しくない人のことである。
東京に出てきたばかりで、電車の乗り方すら分からない自分。
下手したら、駅から出ることすら出来なかったりする。
「早く東京の人になりたいな」と思う。
「でも、このややこしい街の使い方をすっかり覚えた頃には、それと同じだけの何かを、忘れてしまうんだろうな」と悩む。
これはつまり、そうゆうアルバムだ。
雑踏の中で、ふと立ち止まって、そんなことを考えている男の子のアルバムだ。
この春から全く知らない土地で、全く新しい生活を始めようという人全員に、僕はこのアルバムを捧げる。
こうゆう瞬間は、必ずやってくるから。
―君の声が聞きたいな
オートリバースにして
何度も、何度も―
でも、もう後には引けないことを、主人公は理解している。
この雑踏を引き返したって、もう君には会えない。
夏休みは、もう終わってしまったのだから。
ならばせめて、今日ここでさよならを言おう。
きっとまた会えるから。
バイバイ、ストレンジャー。
原点・名盤・普遍の魅力
3人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
なんだかんだいって、このアルバムはいまだに、私の中での「くるりの名盤」1位2位を争います。『東京』は言わずと知れた名曲ですが、個人的には『ランチ』もとても好きです。とても若い世界観を、岸田さんの達観したような声で伝える、というくるりの音楽には、泣くことによって癒される感覚と同じような、やさしいせつなさをいつも感じます。この「わけもなく胸がつまる瞬間」を感じたくて、私はくるりの音楽を聴いているのかもしれません。
情景の見える音楽
4人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
くるりのアルバムのなかで一番歌詞が美しいアルバムだと思います。『ランチ』の歌詞が堪らなく日常的でアルバムを通して聴いてもいいなぁと思いました。地方の電車に揺られながらきいていたいなぁ〜。
京都の大学生
6人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
学生さんが肩肘張らずに伸び伸びと作ったアルバムって感じです。
「虹」「オールドタイマー」「ブルース」が特に好き。
魅力的なバンドアンサンブルは、演奏の技術がどうこうって言うんじゃなく、
何よりも遊び心を大切にしているのが伝わってきて、聴いてるこっちも素直に楽しいです。
最新アルバム「NIKKI」も決して悪くはないのですが、
この頃のくるりには、やはり一番惹かれるものがありますね。