「ジェイコブス・ラダー [DVD]」のカスタマーレビュー
覚悟が必要
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主人公ジェイコブはある時、日常生活の中に「人間のような」幻影を見るようになる。その幻影が自分に殺意を抱いていることを知り、ジェイコブは錯乱してしまう。
ベトナム戦争時代に共に戦った戦友も同じく幻影を見るようになったことを知り、
戦争時に投与された薬物が原因だという結論に達するのだが・・・
この映画、あまりに悲惨な運命を辿る主人公を、観客はただただ見守るしかない。
耐えても耐えても、出口が見えない・・・
今は亡きモーリス・ジャールが手掛けた音楽が素晴らしいです。
ここまで絶望的で美しい音楽を作れる人が他に何人いるでしょうか?
エイドリアン・ライン監督の作品ですが、「危険な情事」や「運命の女」
とは全く異質。主人公が体験する地獄を見ることになるので、鑑賞にはそれ
なりの覚悟が必要です。
DVDには上映時にカットされた映像が収録されていますが、本編同様に非常に
出来が良いです。好きな人はDVDを買ってでも見る価値があります。
大味
6人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
まぁ、アメリカの映画はこんなもんだろくらいにしか
思わなかったのは僕だけでしょうか…。
アメリカの隠蔽主義を学ぶには、そこそこいい教材
になるかもしれません。
オチが全て
4人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
いやいや難しい展開の映画でした。(良い意味でね)
時系列のいじりと、現実と夢(妄想)の行き来が激しく、「絶対おかしい」と気づきながらも、その答えはなかなかもらえない。
最後にどんでん返しで答えてくれるのだろうという期待通り、最後の3分で決着がつきました。
これ系の映画が最近は多いですが、90年の作品なので、元祖的映画なのかもしれませんね
現実と悪夢の境界
4人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
劇場で見たときはエイドリアン・ライン監督特有の汚いんだか綺麗なんだかよく分からない独特の掠れたような映像に酔いながら何でこの映画を見ようと思ったんだっけ、と後悔しながら見ていたのですが、シナリオが予想外にも陰険な展開を見せるにつれて、生理的嫌悪を書き立てるほどの異質な筋立てに皮膚を粟立たせながら見入りました。
生理的嫌悪さえも感じるような独特の『美しい』映像と、視聴者をも悪夢の世界にひきずり込むシナリオのトリックにぞっとしながら、好きになれないけれどもとてつもなく興味深いものを見てると引き込まれました。辻褄合わせのように整合していくシナリオは、ありがちのつまらないネタだったので★ひとつ減じますが、それを補って余りある異質さが面白かったです。特に氷の浴槽のシーンは主人公の絶望が際立つのに同調して、今まで見ていた映画はいったいなんだったのかと戦慄を感じました。映画の形がするりと別の、ものすごく気持ち悪いものに変わったというか。
とにかく生理的嫌悪を煽る映画です。見ているときはひたすら嫌だとしか思わなかったのに、見終わってみるとシーンのひとつひとつが実に印象的で、10年近く経った今でも鮮明に蘇ります。決して好きとは言いがたいのですが、好きな映画を聞かれたらこの映画の名前を挙げています。
まるでサイレントヒル!
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ゲーム《サイレントヒル》のファンだった僕は、この作品がサイレントヒルの世界観の元になった映画の一つと知り購入しました。
冒頭からゲームそのままに地下鉄に閉じ込められるシーンがあり、日常からいつの間にか異常な世界に迷い込む展開や人の形をしているが何かがおかしい異形のバケモノ。深く入り込むにつれ壁は崩れ、天井は消え、巨大な換気扇が不気味に回る病院。どれを取ってもサイレントヒルそのもの。
《実写版サイレントヒル》と言っても良い程です。(サイレントヒル自体、後に映画化されましたが)