しかもCD化に際して未発表の曲をバカバカプラスしてくれているのだが、これがまた揃いも揃って名曲名演ばかり。
メンバーも当時の恋人、ジョン・トロペイやNYアーバンフュージョンシーンの総裁マイク・マイニエリ、言わずと知れたリチャード・デイヴィス、アンディ・ニューマークなどジャズ系の達人をずらっと揃え、ユニジャンルなコード感の中に浮遊する、テクニカルで熱い演奏が繰り広げられている。
もう1曲目の「マネー」の疾走感でいきなりノックアウトだ!
ニーロのピアノ弾き語りも都会の夜のしじまを感じさせるような素晴らしいニュアンスで思わずため息が出てしまう。
なんという名作。
こんなものが世に残ったのは長い音楽の歴史が生んだ奇跡だ。
全ての音楽ファンへ、そしてこれから音楽を聴くことを趣味としようと思っている人たちへ、声を大にして言いたい。
ここに一つの素晴らしい宝物があります。

人類の宝だ!