顧客中心の時代の勝ち抜き方!
「リアル企業(従来の企業)」とグーグルやアマゾンなどに代表される「テック企業」という
観点からアメリカを中心とした市場の変化について描いてある。
とはいえ決してありがちな「テック企業礼賛」というわけではなく、顧客中心に動くマーケット
を考える上で、リアル企業・テック企業どちらの手法・考え方も良いところを取り入れ活用する
ことが必要であること。また、どちらでも成功している事例があるため、そういった事例を
上手く取り入れたセールスモデルの仕組みを作らなければ勝ち抜いていくことができないことが
書かれている。
日本にもある“オフィス・デポ”や“イケア”などの話も出てくるが、基本がアメリカ現地の
話であるため、そのあたりに疎い私にはいまひとつイメージしきれないところがあったが、
書かれている内容自体は現代を象徴するような内容で、非常に面白いと内容である。
マーケターでなくとも興味深い
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米国に住んでもう長くなりますが来たばかりの頃は顧客としても日本との流通・販売のシステムの違いに驚きや戸惑いを感じたものです。現在ではそれが日常になってしまいシステムの変遷にも鈍感になりがちです。本書を読んで日本とアメリカの流通・販売システムの違いや変遷を改めて認識させられ、フレッシュな気持ちでマーケティングのアイデア作りに向かうことが出来ます。そこで考えてみると日米間の流通・販売システムの違いの根幹はその国の文化や時代背景があるということが見えます。ある意味、流通・販売の変遷を興味深く解説した本書はマーケターの参考書であると共に現代アメリカ文化・風俗史とも言える内容にもなっています。そのシステムの変遷も昨今は急激な変化の波が訪れておりM&Aによる超巨大企業の台頭やグローバル化でも「顧客の時代」に必勝法は無いとのこと。大企業も中小企業も同じ土俵で戦うことができるというメリットを生かし、ユニークなオンリー・ワンで業績を上げる事が出来るかは自分次第という契機が訪れています。日米の違いなどを考えながらの新たなアイデア作りのお供にお勧めします。