「中央宣伝部」を討伐せよ!

坂井 臣之助 他
草思社 [単行本]
(2003-08-25)
EAN:9784794213396
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kuchibue121
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(株)ブックセンターいとう
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コメント: 比較的良好。
悠遊堂書店
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コメント: 2004年第11刷  (本体非常に良好な状態です) ・ カバー(上部へりに少ヨレ) ・ 帯(しわ有り) 

「「中央宣伝部」を討伐せよ!」のカスタマーレビュー

世界が注目する地上の星
2人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
現実を透徹する一言一句、これ以上の言葉は無いほど精錬された的確な表現であり、そのリアリティを、そのまま伝えようとする訳者の工夫は、実に妙味。率直な発言が命取りになる恐怖政治の国情下、明快なまでに表現する犠牲的精神に、ジャーナリズムの真骨頂を見る思い。例えば、深く侵襲した悪性腫瘍組織を相手にする名医の卓越したメスさばきさえも、傍観者には、もどかしく見えるが如く、著者の傑出した洞察と明晰な表現さえも、傍目には、逆に見えるかもしれない。しかし、先日も著者が公安警察に連行されたことは、著者の明晰な洞察と、共感を呼ぶ影響力が、中国共産党にとっては、ただならぬ脅威であることを示している。幼な子の如き純真さと、青年の如き熱血と、壮年の如き叡知と、老父の如き慈悲が伝わってくるのは、著者がキリスト者として既に死をも越えていることと関係あるのではないだろうか。本書のオンライン版もあると良いのだが。
書き方の問題
5人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 書かれている内容はもっともだし、著者の正義感と使命感には感銘を覚える。ただ本書の基本がインターネット用の文章をそのまま羅列した形式であること、そして中国語特有のかったるい文体がそのままなので、読んでいくうちにだんだんうっとうしくなるのが玉に瑕。訳書の限界。惜しい本。でも意味ある内容なので★三つ。
発展の為に一歩先へ
5人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
中国に言論の自由が無いと人権論や一般論を言うのではなく、現代中国の発展に何故言論の自由が必要なのかを訴える内容となっている。
研究資料と言うよりは、告発文という方が正確かもしれない
16人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は、著者がインターネットで公開したものを、加筆訂正して、出版した形式となっている。そのためか、時間をかけて書き上げた資料と言うよりは、思いついたことを勢いで書き上げた文章となっている。それ故に、本書全体は著者の主観的な意見の発表の場となっている。

期待していた

1. 中国中央宣伝部の概略
2. 中国中央宣伝部の歴史
3. 中国中央宣伝部の活動内容と事例
4. 中国共産党内で中央宣伝部はどのような位置づけがなされているか

などが、資料とともに記述されてはいなかった。
中国では言論の自由は保障されておらず、マスメディアが中国共産党の支配下にあることは自明なのだから、客観的な資料としての中央宣伝部の役割を知りたかった。
また、著者の文体が影響しているのかもしれないが、翻訳が機関誌の文体調になっていて、読みづらかった。

期待していた内容ではなかったことと、翻訳の質で星3つ。

中国のメディアの真実を暴く
20人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
中国のあらゆる情報は「中央宣伝部」のお墨付きをもらわない限り「公式見解」とはならない。つまり中国共産党の指導を仰いだ言説のみが正しく、たとえ党の要職にある人物であれ、時代の波に乗って大もうけしたアントレプレナーであれ、政治的、経済的、歴史的見解を自由に討論することはできな。中央宣伝部の活動は中国国内で発行される新聞雑誌などに限らず、今やインターネットの検閲まで行っている。たとえばGoogleやYahooの中国サイトというのは存在するが、それら外国資本の民間企業にまで圧力をかけて、特定のキーワードの検索結果を出さないようにしている。現代中国メディアの裏側を知るために必須の1冊といえよう。

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