大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)

よしなが ふみ
白泉社 [コミック]
(2008-12-24)
EAN:9784592143048
価格:¥ 650
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エーツーグループ駿河屋
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ひるね書房
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コメント: 一度しか読んでいない、状態の良い美本です。
take380
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mariagefleur
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ももや書店
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ブックマートtenjin32
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ぷれこぐ堂
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ままにゃんこ
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「大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)」のカスタマーレビュー

加速していく時代、、
2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
家光時代が続くかと思いきや、一気に時代が進みました。家光と有功の行き着いた先は私が想像していた悲劇的なものではなく、どちらかというとひっそりとしたどうにもならなかった愛し合う2人、という印象でした。

家光は元より、家綱や綱吉でさえ将軍であるけれど自分達の人生を自分で決められない悲しい人間像があると思います。世継ぎや政など否応なく判断を迫られる、周りは将軍に取り入ろうとする者が多い、男女逆転したとはいえ決して女性が優位ではない世界は逆転してもしなくても一緒です。そういう描写を匠に激しい動きは見せず人物間の会話や行動で淡々と表現する作者にも圧巻です。巻を増す度に衰えることなくむしろ良くなってます。

家光、家綱と時代は過ぎて美しい顔をして冷淡な綱吉、一体彼女とそれを取り巻く男達はどうなるのでしょうか、気になります。玉栄があんなになってしまうなんて個人的には悲しいです。一巻はあれだけ有功のためにした少年が、、、。
人の移り変わり
1人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
三代将軍家光、四代将軍家綱、五代綱吉と時代が移って行きます。
前巻で盛り上がった大奥の悲恋も結末。
(一年の間に実際問題忘れかけてた)地上のさと姉ちゃんの家の話が描かれます。
時代劇でも取り上げられる由井正雪の乱もあり、男女入れ替えたとはいえ、
重なる部分と変えた部分を探すのも面白い。
(何度も出てくる幕閣は「ばっかく」でいいのでは、とどうでもよい部分も気になった。
まるばしかマルハシはどちらもあるが、)
650円は安すぎる。
11人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 「650円もするのか。高いなぁ。前はもうちょっと安かったのになぁ」なんて思いながら買いましたが、素直に反省。とんでもない、650円では安すぎる内容の濃さでした。
 コミックス派なので3巻の内容は遠い過去の出来事になっていたんですが、1ページ読み始めるなりすぐによみがえるからすごいなぁ。相変わらずの面白さだけど、むしろどんどん面白くなってる気がする。

 家光と有功の恋物語にはさんざん泣かされました。有功が家光の夜伽を断る場面は本当につらかった……。セリフのない表情だけの会話がより切なく感じました。セリフもないのに、目もとの動きだけで登場人物の心情がどっと流れ込んでくるんだから、漫画ってすごいなぁと感心したり。
 家光が有功に遺言を託すところも、何度読み返しても泣けてくる。近くにいながら、だからこそ遠く離れてしまい、それでもお互いを求めてやまない純粋すぎる気持ちが十分伝わってきました。

 家光が去った後の大奥もいろいろと面白いことになってますね。歴史とうまくリンクしている仕掛けもさることながら、そこで生きている人々の人間模様が面白くて仕方ない。綱吉は本当に魔性肌の女性ですが、彼女の本音はどこにあるのか今のところつかめないので、これからの展開への期待が膨らみます。1巻を読んだときには作者の書きたいものがいまひとつ分からなかったけど、4巻まで来てなんとなく分かってきたような。。。それはもちろん、先が見えるからつまらないということじゃなく(全然先は読めません)、作品に漂うテーマがはっきりしてきて、なおのこと興味をそそられるということです。
 5巻が待ち遠しい。
 700円でもいいから(笑)大人風味で濃厚な『大奥』の世界にどっぷり浸りたいです。首を長くして待つことにします。
きっと、ここからが「本筋」なのでしょう。
10人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
・・・読み終わって「サラッと流したな」と思ったのですが、
実は1巻から3巻までの密度が尋常でないからなんですね。
確かにあの勢いでは、1巻の吉宗にたどり着くまでエライことになりそうです。
そう言う意味では、【大奥視点の歴史絵巻】として、ピックアップして行く
流れになるのは当然と言えば当然でした。

4巻では家光の晩年から綱吉の治世前半までを扱ってますが、
実は全然サラッと流していなくて、ドロドロしています。
また各将軍の造形がすばらしく、家綱29年の治世をひとつの出来事で
象徴させているし、綱吉も29年の治世ですが、一筋縄ではいかないキャラを
いくつかの逸話で見せてくれているあたりが熟練の手業です。
しかも、まだあの「令」の話は出ておりません。
どう料理して行くのでしょう?大奥もきな臭くなってきたし、気になります。

このあたりが5巻の見せ場のひとつなのかもしれませんね。
ここを抜けてしまうと、6代家宣&7代家継の治世は合わせて7年ですので、
5巻はまたもや転回点になるのかもしれません。

正直、3巻までの濃密な時間の流れに身を任せてきた単行本派としては、
寂しい部分はあるものの、見せ場も外連味もたっぷり効かせておりますし、
あのキャラクターがしっかり要所要所ででてくるあたり、目配りを忘れておりません。

個人的には1巻ラストの時間軸に戻った後に、何が起こるのかが気になります。
・・・そこで終わるのか、慶喜まで進んで行くのか?

物語は加速度を増しながら、疾走を続けて行きます。
まだまだ目が離せません。
男性にするとより野心的?
3人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
大奥に渦巻く野望は、女性であるというだけで、
行動の意図付けが、嫉妬や嫁姑関係のドロドロ感からと描かれがちだった。
ソコを男性にしたことで、同じ出来事の狡猾さ引立つ点が面白い。
どちらかと言うと、しめっぽい男女間の苦悩に的を絞った2、3巻に比べ、
第4巻は、政治的世界を強調し、より一層楽しめた。

人物の描き分けもよく出来ていて、大奥内部に留まらず、
庶民の生活まで描く気配りが、奇想天外な世界観を現実味溢れるものにしている。
赤面疱瘡という奇病に負けず、国を守り発展させようとする逞しい日本人の姿に感動する。

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