「坂井三郎と零戦 (PHP新書 536)」のカスタマーレビュー
深い鬱屈も抱えていた坂井氏の人柄がリアルに迫る
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「大空のサムライ」こと坂井三郎氏。
彼の書籍を「最も感動した本」として挙げる人が多いことは知っていたが、今まで名前くらいしか聞いたことがなかった。
そこで本書を購入したのだが、まったくの初心者には最適の一冊だった。
著者は彼に会ったことがあるということで、人物描写もかなり深い。
エースパイロットであるとはいっても、常にやり場のない鬱屈も抱えていた彼の人柄や、誇り高い人物であることがよくわかる。
彼の著書が多くの人に受け入れられた理由もわかるというものだ。
もっとも、著者は単なる礼賛本とはせず、あくまで客観的に坂井氏の戦績などについても評価している。
そのあたりも、読んでいて好感を持てた。
また、著者は工学を専門としているだけあって、兵器についてのマニアックな描写も多い。
あまり平気に興味がない私にはそれほど興味が湧かなかったが、本書のもう一人の主人公は「零戦」なわけであり、その手のものが好きな人にはたまらない本だろう。
写真なども豊富で楽しめます。
大空のサムライ
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坂井三郎さんの「大空のサムライ」を読まれて多少なりとも感動された方が、この本を読まれれば、その感動を客観的に確認することが可能となると思います。
また、当時の零戦以外の戦闘機等についてもデータを含めて記載されておりますが、これをきっかけに、他機に関わる書籍にも巡り合われる事を期待します。
歴史に残る名機とパイロット
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坂井三郎と零戦 (PHP新書 536)
(1)海外でもその名を轟かした、日本海軍航空部隊のエース坂井三郎の戦歴、凄さ、反発(海軍におけるパイロットの待遇の低さへの反発)
(2)新幹線と共に海外の辞書にもその名が掲載されている、零戦の性能の高さ
等を記した本です。
戦力や戦況を数字的に示すアプローチを軸に、長所が時間の流れと共に短所になる悲しさ等の教訓を教えてくれます。
只、正にそのアプローチ故に、若干淡白な印象が拭えません。
又、「歴史から学ぶ」という観点では、「プロジェクト ゼロ戦」(日下公人+三野正洋著:ワック)の方が上のようにと思います。