郊外へ (白水Uブックス―エッセイの小径)

堀江 敏幸
白水社 [単行本(ソフトカバー)]
(2000-07)
EAN:9784560073476
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コメント: 2000年発行。カバーに擦れ、カバーの端によれ、シワのあるページがありますが、書き込みはありません。中古品ですので、その他見落としがあった場合はご了承ください。48時間以内に丁寧に梱包して発送致します。 (管理番号:A090616156)
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古書・4匹の猫
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コメント: 07年4刷、カバー天に少しだけイタミ、他はとても良好です。文庫新書は追加2冊まで配送料返金します。金井美映子「あかるい部屋のなかで」「タマや」色川武大「明日泣く」「百」柄谷行人「畏怖する人間」保坂和志「残響」藤枝静男「悲しいだけ・欣求浄土」笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート 」「吉増剛造詩集」(文庫)奥泉光「鳥類学者のファンタジア」吉行淳之介「暗室」萩原葉子「蕁麻の家」「閉ざされた庭」白洲正子「心に残る人々」内田百閒「冥途・旅順入城式」円地文子「妖・花食い姥」武田百合子「犬が星見た」他出品中です。
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「郊外へ (白水Uブックス―エッセイの小径)」のカスタマーレビュー

土地から断絶されたものたち
4人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
仕事で向かった場所には、画一的な建物が立て並んでいた。
すべてがコンクリートで覆われ、同じ温度、同じ匂いが立ち込めていた。
その日は、ひどく暑い日で、遠くには入道雲が見えた。

逃げ出すのでもなく、留まるのでもなく。
満たされているということが、これほどまでに自分を不必要だと思わせるものなのだろうか。
孤独を受け入れるには、若すぎる青年たちが、
彷徨うすべをなくして、彷徨う姿ほど痛々しいものはない。
足で見つけた世界
11人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
何かにはじかれるように、または導かれるように、パリ郊外へとさまよい出る「私」。日常から少しだけ離れてみることで、日常がより親密に感じられるようになる、ということが分かる。筆者も認める通り、エッセイのようで小説のようでもあり、紀行文のようでもある本。ジャンルや境界(国、景色、生活・・・)を進んで越えたところに何かを見つけられるかもしれない、というささやかだが強い決意のようなものが感じられる。「知識人」「詩的」と評されることも多いようだが、筆者の「私」は自分の足で歩き、自分の目で世界を見て、借り物でない自分の表現を探ろうとしている。単なる夢想に遊ぶのではなく、一寸先に闇を認める感覚を大切にしていると思う。

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