「間違いが多い」というよりも、全体的に論証が論証になっていない。論理の飛躍が多すぎる。まず結論ありき。
はっきり言って読む価値はない、トンデモ本です。
幾つか笑える論証をを指摘しておきましょう。
これまで発見された野生児は圧倒的に男性が多い。なぜなら女性は野生では泌尿器系感染症、膀胱炎、尿道炎にかかり易いから。→「文化は女性的で自然は男性」 (ブッ飛びすぎです)
「ジェンダーは言語によって習得され、ジェンダーからセクシュアリティが学習される」らしく、野生児が性欲を持たないことをその例証としていいます。それにしても、たった数十例でもって、しかもそれらは長い長い進化を経た人類が、突然森に放り込まれ、挙句に周りは狼だの何だので、他の種の生物に囲まれて成長した野生児です(猿の群れの中ならまだしも。それでもかなり異常な成長過程です。)。そのような極端に異常な境遇で育った者をたった数十例調べて例証とするのもいかがなものかと。
ましてや性欲が本能でないならば、野生の動物たちが交尾をするモチベーションはなんなのでしょうか???

トンデモ本
まずは現状を知る事が第一歩
狼に育てられた子供などいない