各世代のセックスレス夫婦(又はカップル)の妻や夫へのインタビュー記録が著者の意見と共に綴られている。
こうした夫婦のレスへ至った原因をみると、出産や多忙な育児に伴う意欲の減退が多いようであるが、根本的にはその時々の素直な気持ちを率直に伝える当たり前のコミュニケーションを怠っていると感じた。また、相手の心無い一言や行動がレスの要因とする妻も少なくない。
また、夫婦間のセックスを愛情を確認する方法の一つとしてやや大袈裟に捉えている人も多いように感じたが、個人的にはセックスはあくまでその手段の一つに過ぎず、むしろそこに至るパートナーへの思いやりある行動や会話が重要であると思った。
愛人や彼女以外のセックスパートナーがいることをレスの要因としている人は論外としても、著者も「あとがき」で述べているようにコミュニケーションを高めることがレスを回避するためには重要なのは間違いない。
夫婦のあり方をセックスを通じて考えさせられる1冊であった。

コミュニケーションが大事だ