死体は語る (文春文庫)

文藝春秋 [文庫]
(2001-10)
EAN:9784167656027
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「死体は語る (文春文庫)」のカスタマーレビュー

何冊も買ってはいけない
 この著者、出版点数が多いのですが、内容に重複が多く、その本にしか書かれていない情報はどれも非常に少ないのです。どうやら、著者は、読者が過去の著作を1冊も読んでいないと想定して書いているようなのです。

 ですから、この著者の本を読むなら一冊だけ。それ以上買っても(内容はほぼ同じだから)意味がないのです。
 で、何を買うべきかと言ったら、内容的にも良くまとまった、この本がお奨めです。
著者の文才に敬服
上野氏は作家としても才能があると思う。

読み始めるとグイグイ惹きつけられて止められない。

しかし、一番敬服するのは上野氏の「死体の人権を守る」との監察医としてのプライドである。
「普通に」面白い
1人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
マンガ「きらきらひかる」を読んで
法医学に興味をもったために手にとってみた。

が。

「きらきらひかる」と重なる情報と
この本の中で何度も同じ様な内容の話が出てくるのとで
読み進めながら少し飽きが来てしまう。

よくも悪くも普通に面白い。

というのが率直な感想だった。
倫理的な部分で考え方がちがう所もあったりして
不快に感じてしまう所も。
情報が古いのも気になってしまった。
読み物として興味深いし、考えさせられる内容でもあります
2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
監察医として長年経験された事例から、著者本人の考えを投影された本です。
興味深い内容が続き、また文体も簡易で、とても読みやすくあっという間に
読破できました。

様々な事例から、予想外の死因がつきとめられたり、殺人!?と思われたものが
実は自殺だったり、その逆だったり・・・そういった事象を知ることも、知的好奇心を
くすぐる(不謹慎ですが)ことになるでしょう。
しかし、著者がそもそも主張したいことは、本文中でも何度も繰り返されている、
「死者としての人権を守る」こと、ひいては、「死して尚、名医にかかるべし」
と、言うことです。これまで、漠然としか「死」に関しては考えたことがなかったの
ですが、例えば、勤務上の死か否かでの「労災」適用、不慮の事故か否かでの「傷害
事故」適用等で、保険の受取金額が大きく左右されたり、他殺による無念の死による
ものが、自殺と判断され、永久に無念が残ることも、想像されます。

そういった意味からも、監察医制度が全国津々浦々に行き渡っていない事実に、
底知れぬ不安感を抱きます。

とまれ、最初はタイトルに引かれた、等の知的好奇心からでも、気軽に(失敬ですが)
この本を手に取り、その中から読者なりの思考を巡らしていただければと存じます。
読み物としては、軽いタッチなので、あっという間に読むことができますよ。
読んで損なし
13人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
初めはサスペンスものかと思い、手に取りましたが全く違いました。
監察医の著者が見てきた事件について淡々と書かれています。
恐怖心を煽るような表現とかはないので、重たくなくてスラスラ読める。
上野先生の著書の中ではこれが一番好き。
シンプルで分かりやすく、時にはホロリな所もあり、そして笑える。面白いです。

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