世界の合言葉は森 (ハヤカワ文庫SF)

早川書房 [文庫]
(1990-05)
EAN:9784150108694
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電網ふるほん屋viskovitz
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稲葉堂
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若葉堂
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西荻文庫
評価数:303 (4.9つ星)
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コメント: 初版・カバー。カバーにスレ、小口に少しシミ。頁部は書込み等なく良好です。発送後、メールでご連絡いたします。
書肆 風と迷宮
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コメント: 1990年5月初版第一刷 帯、カバー。全体に経年相応の退色があります。
啓風堂
評価数:117 (4.9つ星)
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コメント: カバー背の角に若干イタミ。カバー~30ページ程度、ページ角折れ。それ以外はヤケもなく良好です。(1990年発行 帯無)
bizarrelib
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コメント: 1990年、初版。カバー背の天に少ほつれ
tokei-do
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コメント: 1990年初版。カバー付。帯なし。カバーにしわ・傷多少(特に背表紙角に上下とも傷みで白くなっている部分あり)あり。本体は天に中程度のヤケ、小口と地に軽いヤケがあり、小口は直径3ミリほどのシミもあります。その他は概ね良好です。
書肆画廊恵(めぐむ)
評価数:219 (4.8つ星)
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コメント: 90年初版、帯なし。カバーに微破れあり。
星谷文庫二冊目から50円ずつ返金
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コメント: 初版本です(その希少性から販売価格が定価より高い場合ございます、必ず定価をご確認ください)

「世界の合言葉は森 (ハヤカワ文庫SF)」のカスタマーレビュー

「アオサギの眼」 が好きなのはきっと
3人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
初読はサンリオ「女の千年王国」だったしこの本でも表題にはならなかったのは残念。しかし何度読んでも涙してしまう私である。感想を述べるとネタばれになるので避けるがル・グウィン作の中でも珠玉の作である。又翻訳も素晴らしい。詩を読んでいるように一語一語を大切に読んでいる自分に気付く。現在入手難しいようだが是非お勧めしたい。
強烈な中篇SF: The Word for World is Forest
6人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
表題作の訳者は小尾 芙佐さんで,いつものことながら完璧な訳である.この作品 (1972) は, 明らかにVietnam 戦争の激烈な風刺である.地球人の兵隊たちには,緑の毛皮に覆われ身長1mの Athsheans が人間であることが判らない.そこで暴行虐殺.特に悪いのがアメリカ人の Davidson. 人類学者 Lyubow に使われて地球語を習い覚えたAthshe人 Selver 率いる森中のAthsheans が全面報復に出て,地球人一掃に成功する.もう一つのアオサギの眼(1978; 小池美佐子訳) は,これに較べると大人しい.惑星 Victoria に流刑になったギャング的南アメリカ人と,市民権を認められないヨーロッパ人非暴力主義者との悲劇的衝突を描く.この方は美しいが全力投球的な迫力は感じられない.
「予感でいっぱいだ、夢見をせねばならぬよ」
8人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 『世界の合言葉は森』(The Word for World is Forest)と『アオサギの眼』(The Eye of Heron)の二中篇を収録。二作ともものすごくよくて、読後は放心してしまった。

 『世界の合言葉は森』は、とある惑星の植民地に「船一隻分の女が新着した」ことを思い浮かべる大尉の視点から始まる。一瞬、ル・グウィンの作風はこうだったか?と読む側がとまどう、マッチョで、しかもありがちなSF観で惑星世界が紹介される。しかしそれは、その後に来る別の視点を際立たせるものとして展開していく。「夢見」の技を持つ原住民のクリーチーと、大尉を筆頭とする「男らしい男」の対立が、新しい「神」を生む。それに民俗学者の友情と苛立ちが絡んでいる。

 『アオサギの眼』も、とある惑星植民地内の対立を描く。惑星に流された思想犯集団と、別の犯罪集団の子孫たちは個別のコロニーを開いているが、農業などで結びついた一つのコミュニティを成している。「アオサギ」は地球のアオサギに似ているが全く別の生き物のことを、そう呼んでいる。

 ネタバレを恐れるのでここで留めるが、気軽に読み始めて、頭をガツンとやられて立ち直れないぐらいの読後感があった。

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