国見発 サッカーで「人」を育てる (生活人新書)

日本放送出版協会 [新書]
(2004-08)
EAN:9784140881156
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古書 松竹庵
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「国見発 サッカーで「人」を育てる (生活人新書)」のカスタマーレビュー

小嶺総監督の人となりが知れる本
3人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
高校サッカー選手権で、入場行進する時に、野球部の甲子園の入場行進とは違い、ダラダラと行進するチームがほとんどの中、いつもはつらつと元気に行進する国見高校を見て「鍛えられて統制が取れているチームだなぁ」といつも思いました。

国見高校が低迷した時期、時代遅れとか、戦術が古いとか、厳しいとか批判も多くあったと思いますが、そこでも小嶺監督の方針は変わらず、21世紀になりその強さを発揮し、そういった批判を黙らせた。

この本では、小嶺総監督のサッカーにかける熱い思いとともに、サッカーの勝利者ではなく人生の勝利者となるべく普段の生活を指導する教育者としての強いポリシーが窺える。また数人の教え子からのコメントも加わっており、小嶺総監督の人となりを多角的に知れる本となっている。
やるぞと言う気持ちにさせる一冊です。
3人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
『挨拶・返事・後片付け』の人間形成にもっとも必要な要素から人間を育てる様々な要素が盛り込まれた一冊です。数ページ読むだけで元気とやる気の出る一冊で手放せなくなりました。何度読み返してもいい本です。
全ての指導者に告ぐ
4人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は国見高校の小嶺監督の指導者そして教育者としての姿勢のエッセンスが書かれてあります。一流サッカー選手を育てるという根底に、当然ながらあるべき「人」を育てる教育の視点は非常に勉強になります。子どもの個性(長所短所)を見抜く目、そしてそれを育む自他共に厳しい指導は、私たち大人(教師)が次世代を育てる力の参考になります。

また指導者としての姿勢や信念(独創性、チャレンジ精神、有言実行、全力投球、人間性)に、読者は情熱とカリスマ性を感じさせられるにちがいありません。中でも「心に響く言葉を使う」という姿勢は、本書の中にしっかりと貫かれています。(とにかく、わかりやすい!!)ここに小嶺監督の味(魅力)があるのでしょう。最近、菅原裕子さんの『コーチングの技術―上司と部下の人間学』( 講談社現代新書)を読んだばかりなので、その具体的な実践論としてしっかりと頭に入ってきました。S級サッカーコーチングの手法がしっかりと監督のこれまでの教育信念と組み合わされ、効果的に人間教育に活かされていることは明らかです。

流行とは一線を引く、スポーツと人間教育の関係。
8人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
国際試合を闘う山本監督やジーコ監督などの第一線監督たちが求めている選手像は「強い人間力」をもった選手だという。「気温や環境、異様なまでのプレッシャーのある国際試合で勝つために最後に必要になるのは、人間力ともいうべき強さ・タフさ。そういうものを持った選手を代表に選んだ」と口をそろえる。そんな現代サッカーの状況下で、国見の大久保や平山らが勝ち取っている信頼は、小嶺忠敏という一人の高校教諭が20年かけて創ってきた人間教育の結論の一部であることが、この本からわかり、まず驚かされる。

小嶺監督の信念が5つにまとめられて語られる章があるが、その中で小嶺は「人間教育のできない指導者は二流」と言い切る。人間が育つのが先か、サッカーという技術が先か、という岐路に確固たる結論を出せずに迷う指導者は必読。ゼロからでも世界に通じるものを創ることができる、という勇気が湧いてくる。

勝ち組になるには訳がある
3人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
オリンピックの日本サッカー代表の大久保選手・平山選手・徳永選手らを育てた監督の著書である。子どもたちの教育に関わるエピソードがたくさんで示唆に富む。特に監督の「信念」はシンプルだが実に重い。

「普通のことをしていては、普通のことしかできない。人の考えないようなことをしなければ、人の上に立つことはできない」「言い訳をしない」「人間教育のできない指導者は二流」・・・・等、小嶺監督の人間性が伺える。

教育だけではなく、これからどのような目標を持って人生を送るべきか。そのことを考える点でも刺激的な本であった。

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