エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」

河邑 厚徳, グループ現代
日本放送出版協会 [単行本]
(2000-02)
EAN:9784140804964
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コメント: 【不具合ある事をご理解の上ご購入下さい(線引き)】 一読できれば良いという方向き。カバー上部傷み。カバー角傷み。背表紙上下端傷み。p92に線引き多し。帯なし。2005年14刷。  ~発送時に連絡メールを送付。水濡れ防止梱包。所在地:愛知県名古屋市~
㈱バリューブックスamazon店
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コメント: 帯・カバーなし。表紙に汚れ・若干の傷みがあります。
工藤書店 
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コメント: ◆帯あり。カバー上部ヨレ、キズがついています。裏表紙に小さなシミがついています。ページ中身は良好です。2冊以上購入していただいた方は、2冊目以降の送料を150円返金します。
たむら書房 心理学専門の古本屋
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コメント: 2005年6月第14刷。帯なし。カバーに細かいキズ・わずかな折れがありますが、それ以外には目立った汚れ・キズはありません。水濡れ・破損防止の梱包で迅速に発送いたします。★まとめ買い特典★同時ご購入の場合、2冊目から200円ずつご返金。詳細・他の出品物についてはお気軽にお問い合わせください。12
岩崎書房★海外発送ok★
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yann-cha
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コメント: 1箇所書き込みあり、他は概ねきれいです。
書店太郎
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コメント: カバー上部に少しだけヨレありますが、それ以外はカバー・本文共に状態良いです。帯なし。
ブックスライクユー2冊から百円引
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コメント: 2003年4月5日 第12刷発行。帯なし。カバー、本文とも使用感のない、非常に綺麗な状態です。ページの開き癖や読みジワ、書き込み等もありません。除菌抗菌クリーニングし、発泡シートかエアキャップ&ビニル袋の二重包装にて迅速に発送いたします(受注確認後24時間以内)。なお、ネットショップとの併売商品に付き、売り切れの際は返金処理にて対応させていただきます。予めご了承願います。
レア物市場
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コメント: 帯付(スレあり)ページやや日焼けあり。目立つキズ、ヨゴレ等はありません。ご注文確認後迅速に発送致します。31

「エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」」のカスタマーレビュー

全ては利子が原因だった!
題名にもあるようにお金について根源的なものを明らかにし、
現在のお金の問題点を挙げている。
お金は最後には価値がなくなり消えるべきという。

実際に地域通貨という形で実践してみた町の紹介などもされており
目から鱗でした。

今こそ読むべき本だと思います。
今こそ読むべき本だと思います。
前からずっと読みたいと思っていたのですが、最近『日本人が知らない驚くべき真実』
を読んで、ようやく読んでみようと思い立ちました。
読んでみて驚いたのはもう10年ほど前の本になるのに全く古びていない
ということです。というよりまさに今こそ必要な本なのではないかと思います。

この本の基になったNHKの番組自体は観ていないのですが、この本は作家エンデが
お金というものに対する根本的な問いをつきつめて思索した内容が紹介されており
お金とは本来どうあるべきかを問い直すとても有意義な取り組みだと思います。
エンデといえば『モモ』で私も大変好きな作品ですが、時間に追われて生きる
現代文明を批判的に見る作品という認識はありましたが、これが現代のお金の
システムを意識したものであるとは思いませんでした。

この本ではエンデの思索に影響を与えた4人の人物を取り上げています。
スイスの経済学者ヴィンスワンガーは、現代の無限に成長する経済モデルは
お金がお金を生み出す錬金術の思想であり未来を食い潰す経済システムである
と指摘します。
建築家のマルグリッド・ケネディは現在のお金のシステムがどんな災害や戦争
よりも多くの死と貧困をもたらしていることを指摘し、それを変えるためには
システムの変革のみならず我々の意識の変革が不可欠であることを訴えます。
また思想家ルドルフ・シュタイナーは、友愛による経済を主張し、本来資本は金儲けの
ためでなく、広く社会に資するために投資されるべきであることを主張します。
そして忘れ去られた思想家シルビオ・ゲゼルは資本主義でも共産主義でもない
減価する通貨による自然的経済秩序を提唱します。
正直言って私にはこの新しい経済システムの全容がよく掴めず、なんだか
よさそうだけどよくわからないというのが本音です。
実際にどのような効果があるのか、第一次大戦後のドイツで政府の政策として
実施される寸前まで行きながら政治闘争に巻き込まれてご破算になってしまった
というのは非常に残念です。ただ彼の思想に基づく貨幣システムが地域通貨と
して世界各地で成功を収めているというのは嬉しいことです。
あのケインズもゲゼルを高く評価していたということであり、なぜこの思想が
禁止されたのかも含めて、今一度ゲゼルの思想を再考する必要があるように
思えます。

このような思想を踏まえてエンデが主張することは単純で、非良心的で
ある方がより高い報酬を受け、良心的であるほどに経済的に報われない
現在の貨幣システムを見直すということです。
その一つの手段として地域通貨があるわけですが、経済的危機にある現在こそ
この制度は有効と思われ、もっと本格的に実施されてもよさそうな気がします。
実際日本でも多くの地域通貨が実践されているようですが、そのような現状も
踏まえ、現在このエンデの主張がどのような展開を見せているのか、続編と
いえる番組および本の作成を是非期待します。
貨幣そのものではなく利子こそが問題である。
3人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 本書が指摘するとおり、利子は、ごく一部の持てる者が持たざる者を収奪するための近代世界の根本メカニズムとして機能しています。ただ、言うまでも無いことですが、このような利子の害毒性を認識し指摘したのはエンデが初めてではありません。

 貸した金銭の使用に対して利子を取ることは、究極的には「無いものを売る」こと、すなわち「盗み」です。正統的ユダヤ教、カトリック、イスラームなど、あらゆる伝統的諸宗教の精神的権威が、このような「盗み」を非難してきました。(例えば聖トマス・アクィナス「神学大全」第二ー二部第七十八問題参照。英訳はネット上で読めます。)プラトン、アリストテレスのような古代哲学者も同様です。(「政治学」第一巻第十章を参照)そしてその結果、各人の生存基盤と精神的自由を脅かさないような正常な経済秩序が少なくとも一部の地域・時代においては成立していました。(例えばヒレア・べロック「奴隷の国家」を参照。邦訳あり。)

 しかるに、そのような伝統的精神からの逸脱、とりわけプロテスタンティズムの勃興を主たる契機として、正常な経済秩序は破壊され、利子に基づく収奪経済システムがヨーロッパから全世界的規模に拡大してしまったのです。(Hilaire Belloc,The Crisis of Civilization(TAN)を参照。)今やこのシステムによってもたらされる危機的状況は大部分の人類にとって耐え難いものとなりつつあります。

 そして処方箋はきわめて単純です。伝統的精神の主張する「利子の禁止」の貫徹です。それが今なお可能であることはイスラームの無利子銀行論が実例をもって示しています。(例えばムハンマド・バーキルッ=サドル「イスラーム経済論」(未知谷)参照)ゲゼルやシュタイナーの主張するような「老化するお金」は技術的に煩瑣かつ不必要です。しかし、この単純な解決策ですら猛反発を受けることは必至であり、解決の道程は険しいと言わざるを得ません。

 そしてまた、収奪システムのもたらす危機が反伝統的勢力によって人間の精神を蹂躙するために利用されるであろうことを、人々は知っておくべきです。「獣の名、あるいはその名の数を記されているものの他は、誰も買ったり売ったりすることができない」(黙示録第十三章十七節)時代が、いずれ訪れるでしょう。(Rene Guenon,The Regin of Quantity,Ch39参照) 

 

 
今こそお勧めの一冊です
1人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
お金って何か説明できますか?
なぜ紙切れをお金と信じてますか?

本当に、今の経済システムが正しいのですか?
お金についてそもそも考えさせられる
8人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

食べ物や自動車をお金で買うことは出来る。でも、買った食べ物や自動車は、いずれ古びて使えなくなり、価値を失う。つまり、時間が立てばたつほど、価値は減っていく。

お金はその逆で、持っているとだんだん価値が上がってくる(金利)。

これって、ヘンじゃないか?

という非常にシンプルかつ真っ当な疑問点を掘り下げている本である。

会計学やファイナンスを学ぶと、お金が金利を生むことが当たり前のようになってしまうが、エンデのような子供の心をずっと持った人には、その不自然さがすぐに目につくのだろう。

この本を読むと様々な新しい考え方が学べるのはもちろんですが、そもそもそういったことを当たり前に感じていて不思議に思わなかった自分の心のガサガサさを感じ取れることこそ、この本の本当の価値なのかも知れません。

決して読みやすい本ではないのですが、これをきっかけに世の中で当たり前だと思っている仕組みも、子供の素直な目で見てみればそうではないことが沢山あるかも知れないと考えさせてくれるだけでも読む価値があると思います。

ねえパパ、お菓子はずっと持っていると減っちゃうのになんでお金は増えるの?

と3歳の娘に聞かれたら、私はきっと答えられないだろうと思いました。

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