とうとうマニアックな書籍に手を出すことになってしまった。
本書は高等学校などで取り扱われている世界史の教科書を100倍くらい詳しくした、資料的な書籍です。1998年版なので、10年後の今は新に歴史的な資料の発見が相次いでいるものと思われる。
タイトルの通り人類の起源からが記載され、ゴリラやチンパンジーの仲間だったヒトが、ヒトとしての歩みを始めたのが500万年前なのだそうだ。いまの研究では、我々の450万年の祖先まで調べられている。
ヒトはその後進化を続けてゆくのですが、直立することによって自由になった両手を独自に使用することになりました。それが道具を使うことになり、道具を使うことで合理的な生活を行うことで、ヒトの体躯は華奢に成り、脳の容積は大きくなった。
また、ヒトは肌などの外見的な違いはある、大きくはひとつの種しかない。これは他の哺乳類と大きく違い、環境に適合するのではなく、道具などを利用し、自分たちに適う環境を作り出すことが出来たので、種を分ける必要がなかったのだともいえる。
これだけでも本書を読破した収穫だが、オリエント文明の説明などはシュメール人の知識の深さに感嘆することが多々ありました。
物語ではなく歴史の資料をまとめたものなので、極端な歴史ファンにお薦めです。

良質なテキスト