この本はいつのことだか数年前に手に入れていたのですが、ちゃんと読み通さないうちにいつの間にか本棚の奥にしまいこまれていたのでした。しかし、ここ数ヶ月西アジア〜地中海沿岸地域の音楽をよく聞くようになり、改めて手にとり、今回は最後まで読み通すことができました。
興味深く読めたことは読めたのですが、やはり空間的にも時間的にも膨大で複雑な歴史は圧倒的過ぎましたね。ただ、この本を読むことによって、歴史にまつわる遺跡を凄く訪ねてみたくなりましたね。又、気になることがあれば、また手にとって部分部分を読み返すと思います。
しかし、あまりに知らないことが多いとか、いかに偏った知識しか持っていなかったかが改めてわかりました。
今回読んで思ったことは、いわゆるイスラム諸国とか周辺地域の歴史について何か少しでも知っておかないといけないという、いわば義務みたいな気持ちから読むと、あまりに膨大で複雑な歴史のために読んだことが指の間からすり抜けていくのではないかということ。
私の場合を例にとれば(私の場合だけだったら申し訳ないのですが・・・)、音楽(私の場合は)にしろ何にしろ、何か文化的なこととか凄く気になること興味をもてること、自分達にも共有できたり享受できること(まさに音楽のように)とかがあれば、全体でないにしろ、頭の中でそのことを切り口に今までよりは多角的に理解できるというか、今までとは違って有機的に把握できるような気がしました。

非常に興味深い。取り組み方も大事かも・・・