マイペースな麻美と夫の義彦、娘のあすかの三人家族の田所家を中心に、日々の出来事を綴るハートウォーミングなファミリーロマンス。どこにでもある家庭のどこにでもある幸せを文字どうり「ぽっかぽか」に描き出す。テレビドラマにもなった。シリーズはたくさん出ていて、現在もYOU誌にて連載は続いてる模様。
さてこの作品、中古本屋でタイトルに引かれて、何気なく手にとってみたのだけれど、アタリでした。ええもう大当たりです。「心温まる家族の話」なんて巷にたくさん溢れていますが、このまんがのポッかぽかブリは尋常じゃないw かといって、よく「感動の〜」とか「泣かせる〜」とか、現在は感動のバーゲンセール状態だが、そんな押し売りがましい話ではまったくなく、どこにでも居るような家族の、どこにでもあるような話が、どこにでもあるようなトーンで描かれている。かといって飽きないし、つまらなくならないのは、主人公の麻美のちょっとおかしなキャラクター、効果的に挿入される印象的なカットのタイミングが絶妙だからだと思う。なにより通奏低音としてながれるLOVEな空気感をはらんだスローなリズムが、なんか、ほんわかさせられる。
絵柄はやや時代を感じさせるものの、別に気にならない。というか、こんなストーリーがバブルを目前に控えた高度経済成長下で描かれたということが奇跡だ。今読んでもぜんぜん色あせない、ってか今こそ呼んでみるカチがあるような作品。
ちょうどこんな秋口の、雨の降っているような日にピッタリはまると思う。ほっくりします。
余談だけど、娘が父親や母親を呼ぶとき「ちち」とか「はは」とか言うの。なんていうかそこがもう・・・た ま ら な い

ぽっかぽか〜
自分にプレゼント