「家庭モラル・ハラスメント (講談社プラスアルファ新書)」のカスタマーレビュー
家庭モラル・ハラスメント
5人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
夫婦間に生じるモラルハラスメントについて、自らの実体験をもとに詳述している。
本の構成としては前半はその被害の実態について、後半はその被害からの立ち直り(離婚調停)について主に述べられている。
自分が受けた被害などが生々しく記述されており、読んでいるだけで背筋が凍りつく思いがした。著者が19年という気が遠くなるような期間ずっと我慢していたという事実にはもう脱帽する他ない。
後半の離婚調停の場面では所々にウィットのきいた記述があり、笑えた。この本は「モラルハラスメント」という概念が普及する一助となることは間違いないと思う。
ただ、唯一気になったのは、この本の中では終始一貫して著者の主観が一方的に展開されていていることである。夫側の主張が一切見えず、この著者には本当に被害者なのか?著者側には何の非もなかったのか?ということに関する検証が一切なく、批判の対象は常に夫側に向けられ、自分に向かうことはない。文章には男性蔑視的な記述も頻繁に登場する。夫側の主張も是非聞いてみたいものだと強く思った。
体験した者にしか分からない。
4人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「モラル・ハラスメント被害者同盟」を立ち上げ、「モラルハラスメント」という概念を日本中に広めた大きな功績の著者の本、さすがだと思いました。軽快なタッチの文章、区切りのよい解説に引き込まれ、重いテーマにもかかわらず大変読みやすい本でした。
モラハラは体験した者にしか分かりづらく、「夫婦ケンカは両成敗」と二次被害に遭うこともしょっちゅうです。多くの被害者は「そうそう」と頷きながら読み進めるでしょう。
巻末の「付録−モラハラ加害者の特徴」の説明も大変分かりやすく、他人に説明する際に役に立つと思われます。
惜しむらくは後半部分、離婚裁判について「名誉と財産保持のため」と、その目的を限定視されているくだりです。これも千差万別のケースがあるので、いかがなものかと。(中には好きでやってる人もいるでしょうが…)そのため「星4つ」とさせていただきました。
一人でも多くの人に読んで欲しい
14人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
読んでいてゾッとしました。一般的な加害者・被害者の姿だと思いました。
そんな人が本当に存在するの?と普通の人は思うかもしれません。存在するのです。
なんで、そこから逃げないの?なんでそんなふうに思っちゃうの???と普通なら
思うかもしれません。
でも。モラルハラスメントの被害者は既に相手の洗脳と恐怖心から、動けないのです。
これらの点を一人でも多くの人に是非分かってほしいです。
「Q&Aモラルハラスメント」の本とあわせ、もっともっと早く出会いたかったです。
でも、出会うことができたおかげで、私は相手と別れて自分の人生を取り戻すことができて、今は幸せです。
一人でも多くの人に読んでもらい、「モラルハラスメント」で苦しんでいる人が一人でも少なくなるよう願っています。
是非読んでください
14人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
モラハラ被害者はもちろん、モラハラ被害者以外にも、モラハラを知らない人にも、
裁判所関係の人(特に!)にも、読んで欲しい一冊です。
モラハラ行為の残虐さ、外からはなかなか理解してもらえないこと、
など(言葉で言うと簡単に聞こえてしまいますが)モラハラの現実がよく書かれています。
そしてなによりも、モラハラ被害者同盟の運営者でもある筆者、
熊谷さんの行動力はあっぱれでした。
私自身、モラハラ離婚裁判中であり、調停を申し立ててからすでに2年経っています。
何がなんだか分からず、ただただ辛くてどうしようもなかった、その
2年前にこの本と「Q&Aモラルハラスメント」とこれら2冊があったら、
私はもっと早くに救われていたなあと思いました。
夜中に読み出したら一気に2時間かからず読んでしまいました。
この本に出合えて本当によかったです。
モラハラ被害者、モラハラを学びたい人、必読の書
17人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
著者である熊谷さんを19年間苦しめた家庭モラル・ハラスメント。想像を絶する夫の妻への嫌がらせの数々を読んでいて、あまりのひどさに動揺した私はトイレと居間を何度も往復しました(私は動揺するとお腹に来てしまいます)。こんな壮絶な日々を19年耐えられた我慢強さにはもう敬服の念が募るばかり。モラル・ハラスメントという言葉に出会い、離婚を決意されてからの行動力、周りの人々の協力、読んでいて痛快でした。
私は元モラル・ハラスメントの被害者です。過去のことだからもういいだろうと思う人もいるだろうけれど、あの時加害者から受けた猛烈な嫌がらせのトラウマ、こうあるべきだという押し付けられた価値観に何年も苦しみ、半年前、モラル・ハラスメントという言葉を知り、救われました。今はモラル・ハラスメントについてもっと勉強したいと思っています。モラハラの被害者、モラハラについて学びたい方全てに読んでほしい!と強く願います。