学校を捨ててみよう!―子どもの脳は疲れはてている (講談社プラスアルファ新書)

三池 輝久
講談社 [新書]
(2002-05)
EAN:9784062721356
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「学校を捨ててみよう!―子どもの脳は疲れはてている (講談社プラスアルファ新書)」のカスタマーレビュー

甘い
1人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
学校がとんでもない存在であることは当にわかっている。
三池氏が学術的に論証したことは高く評価するが、残念なことは最後に学校に戻ることを肯定しているように見受けられる。たとえば「国語教育を充実せよ」では学校教育そのものを否定はしていない。
これだけ劣悪な学校教育にまだ望みを持っているのだろうか。氏の論旨によれば子供を公教育の教室に入れて、不登校になったりいじめが発覚した時点で手遅れではないか。結果学校により子供を殺されても「お前がわかっていて学校に入れたのだろう」と言われたとき反論できない。そこまで深刻に考えなければならない日本の教育制度に絶望的である。

だから自分の子供はサドベリー校に入れることにした。教育制度の不具合に気づいた人たちがこぞって公立私立を問わず既存の学校を拒否することで始めて日本の教育制度が変わり始めることができるような気がするが、どうだろう。
解りやすい
6人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
みなさん5つ星をつけていらっしゃる、これは本当にその価値有りの本だと思います。
学校を全面的に崇拝しては危険、子供の居場所は学校と云う思いこみがミステイクである事が、
解りやすく、しかも病的になった時の症状まで記されていて、開眼の知識でした。
我が家の小学生は去年は殆ど休んだ、今年は週2回程休んで疲れを取って、程々に登校している。
かなり疲れるらしい・・・が無理強いをしなければ、自分の内面をコントロールしつつ、
自分の意志で休んだり登校したりバランスが取れて来た、子供に任せれば、乗り切る力は、
子供の中にあると云う事かも知れない。
我が子が入学前の幼稚園の頃に読んで置いて、本当に良かったと思う一冊です。
学校教育が諸悪の根源
14人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
学校は子どもの生きる力を失わせる場所。不登校、ひきこもりは自分の脳、命を守るための生理的なもの。子どもを守りたいのなら学校を捨てることも必要。

子どもの問題は脳の疲労によることを医学的に解き明かしていて目からうろこだったが、薬による治療のすすめには少し抵抗がある。

このままの学校教育を続けていたのでは日本が危ない。先生や親はもちろん、是非、文部科学省の役人、大臣に読んで欲しい。

学校は監獄です
11人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
学ぶ事は大事です。でも学校の勉強は?
「知識の詰め込み競争」が「学び」から脱線してるのは言うまでもないですね。
そしてエネルギーを使う学校生活は自分から生きていく上で必要な事を学ぶ好奇心や探究心を腐らせていきます。
心が豊かな時期に、校則で縛られ、行動を管理され、一日教室に監禁される。
そんな学校生活を拒否するのは自然な反応だと思います。
見立てと仕立て
19人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
学校はたくさんのものを奪う。生徒から時間を奪う。学習機会は与えているように見せかけて、実は奪っているのかもしれない。場合によっては生徒の存在自体を奪うこともある。これにたいして、与えてくれることは少ない。テストの順位でどの程度にいるのかをおしえてくれるくらいである。

学校は本来、生徒が勉強をする場である。今の教育者は、勉強の場を作るため、生徒に負担を掛けすぎていないだろうか。教員の質はこの何十年変わっていまい。変質したのは生徒の側であり、生徒の変化に学校は合わせなければならない。しかし、現場ではまるで変化がない。特に公立学校は、現場を知らない官僚が決めた方針に従う限り、なにも変わらないだろう。

それなら緊急避難的に学校から逃げるのも良いだろう。学校の不自然に付き合えなければ仕方の無いことである。必要なのは、生徒が活きるための勉強であり、「学校という制度を運営する」ことではない。もう時代は待ってくれないのだ。次の時代にあわせて、やり方を変えるべきだろう。生徒を規格品に見立て、製造の良し悪しで満足できる時代は終わった。これからは生徒一人一人に合ったオートクチュール的サービスが必要になる時代であろう。そう。学校はサービス業である。嗜好品なら無理して使う必要もないのである。

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