ブルーバックスの “これならわかるC++” を書き直したもの。
ブルーバックスを読んでから本書を読む人と,本書が初めての人との間で,意見が分かれるかも。
私は前者のうちの一人です。
ブルーバックスは理解しやすく気に入っています。
本書は,個人的には,改悪ではないかと感じます。
○本の質感
 ̄ ̄ ̄ ̄
ブルーバックスと比べてサイズが大きくなっていました。
また紙質がゴワゴワしていて,必要以上にかさばるように思いました。
本を開きつつパソコンで作業をすることが,ブルーバックスより困難でした。
質感が変化したことで C++ 入門者へは,本を手に取ったときの威圧感が増す可能性も。
このことは残念に思いました。
○STL
 ̄ ̄
STL についての記述が追加されていました。
楽しみにして読んでみましたが…
思い切って STL を記述したわりに,中途半端な内容だと感じました。
本当の “紹介” 程度であり,この程度だとブルーバックスのままでよかったのでは?と。
そもそもこの紙面,このレベルの書物で STL までつめこむのは,欲張りすぎだと思いました。
ブルーバックスのように STL の存在を “匂わせる” 程度の終わりがいっそ潔くていい。

劣化
すばらしい