「日本力 アジアを引っぱる経済・欧米が憧れる文化」のカスタマーレビュー
日本の将来に楽観的になれます。
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80年代の「Japan as NO.01」から00年代は「Japan is cool」へ。日本を愛して止まない筆者が、世界各国の経済と日本を比較し日本の持つ底力を客観的な数字のデータと経験を基に分析して書かれています。
21世紀を引っ張っていくと言われている中国やインドなどのBRICs諸国や、隣国韓国と日本では色々な面で明らかな力の差があり、その差は簡単に埋まるものではないため、日本は必要以上に将来に対して悲観的になる必要はないということが書かれています。知らないデータが多く、個人的には目から鱗的一冊でした。
俗に言う「失われた10年」と呼ばれている時代に育ち、何となく日本に自信が持てなかった自分にとっては大きな勇気を与えてくれた本でした。
客観的に見た日本の実力
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「これから三十年は、もしかしたらバブル期以上の「黄金時代」を迎えるのではなかろうか。」
TVなどでも活躍するエコノミストが、不必要なまでの日本経済悲観論の誤解を解き、世界を席巻する「日本力」の実像を提示する。
90年代のいわゆる「失われた10年」を経て、企業が軒並み最高益を更新するなど、明るい兆候が見えてきた日本経済であるが、相変わらず経済の先行きに対する悲観論が根強い。成長著しい、インド・中国などのBRICs諸国に比べ、将来は暗いものとして語られることが多い。
しかし、本書では、中国、インドなどの成長著しい各国の国情を分析しながら、日本の経済、とりわけ製造業の強さと、最近世界を席巻している日本のポップカルチャーの強さに触れ、「くたばれ悲観論」として、客観的な分析に基づき、日本の実力の正当な評価を訴えている。
中国などで展開される反日行動が、各国政府に対する国民の不満の捌け口にするための政策であるとか、アジアにおける日本の大きなプレゼンスに対する嫉妬の感情がある、などの分析は非常に納得感がある。中国やインドについては、その圧倒的な成長力を眼にすると、明るい側面ばかりが強調されるが、多くの、そして非常に重い課題を抱えていることが分かる。これに対して、日本は「失われた10年」の間にも着々と世界的な競争力を取り戻し、環境や技術の分野での圧倒的な優位性を確立してきた。日本はもっと自信を持っていい。
著者の次の指摘は非常に的を得ている。。
「重要なのは、日本の立ち位置を不必要な悲観論に冒されることなく、自分の国を客観的、相対的に評価し、そこから何が必要で、どの面で海外諸国と協調していけるのか、そして国際化した世界で、日本としていかに存在感を発揮するのか、である。」
バブル期の慢心でもなく、90年代の悲観論一色でもなく、新たな日本経済像を考えるための貴重な一冊。
本当に中国には祭りがないの?
4人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書で言う「悲観論」の本が立ち並ぶなか真っ赤な「楽観論」はとても際だつ。
本書は新聞・マスコミではあまり伝えられていない中国、韓国の内情を混ぜながら、伊藤氏自身が現地で感じたことが書かれている。
キャッチャーな例で言えば、サッカーアジアカップで騒がれた反日騒動について伊藤氏が中国の友人に聞いている。そこから伺える中国政府の動向は深い。
さらには中国等の問題点だけを列記するのではなく、冷静にその国の強みも説明している。
中国、韓国等の本質を知れるのがが本書の素晴らしいところだが、
どれも伊藤氏が現地で知り得たことだけに説得力を持ってしまう。
日本の底力
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冷静に考えてみると、日本の力はまだまだ世界のトップレベルであるし、分野を限ってみると世界のどこもついてこれない技術を持っている。少なくとも格付けでアフリカの某国と同じレベルであるということは全くない。この本を読むと日本に対して自信がもてるし、勇気づけられる。著者が書いておられるように今の悲観論は早く払拭してもっと日本という国に自信を持たなければと思う。まあ何事につけても慢心というものは怖いので、慢心を戒めるという意味で今の悲観論を使えばよいと思う。
この本を読んでいて、日本の企業というのは世界一流であるがビジョンが全く無い日本の政治(政治家)というのは三流以下の最低な存在と感じた。
内容は充実してるから・・・
5人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書では、日本の素晴らしさを隣国、中国・韓国などのデータを比較しながら、また著者の体験を交えながら訴えている一冊である。
けれど、情報量はあり、読み応えもありそうなのだが、個人的に著者の文章がまとまっているように思えないので、わかりづらい。これは私だけでしょうか?