キョウコのキョウは恐怖の恐

講談社 [単行本]
(2004-11-30)
EAN:9784062126533
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コメント: 初版帯 外見悪 見返切れ部分
古本 時代屋
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ユーズド/良い
コメント: 2004年・天地小口が若干のやけ、小口に薄いシミが若干あり・カバー上下がほんの少しつぶれあり
(株)ブックセンターいとう
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コメント: 帯付。カバー若干傷みあり
本棚書房
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ユーズド/ほぼ新品
コメント: 初版1刷(2004) 本の作りもしっかりしていますし、書き込み等なく、使用感のない大変きれいな状態です。カバーはアルコールでクリーニング済みです。
霍公洞
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コメント: 帯付 状態は良好
古本放浪記
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ユーズド/良い
コメント: ’04、初版。帯の折返し部分に少痛み・カバー下辺に微細なスレがありますが、その他は書き込み・汚れ・傷みはなくきれいです。24時間以内に発送いたします。

「キョウコのキョウは恐怖の恐」のカスタマーレビュー

がっかりしました
20人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
コミックにしては高いなと思いつつ
買ってみたら小説でした。
諸星大二郎さんの才能を高く評価している者としては
この本は唯一買ったことを後悔する内容です。
映画作家が、TVドラマを作ったような印象でした。
恐怖感や、写真を見てその陰画を見を見たときのような
異質感、それと歴史や神話に対する深い思いも感じ取る
ことができませんでした。
二束のわらじを履くことは、百害あって一利無しです。
諸星さん、コミックで勝負して頂けませんか?
これまでのような斬新で鮮烈なキャラクタを創出し続け
てください。
クトゥルーとかの素養が必要かもしれない
22人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
正直あまり楽しめませんでした。自分はラヴクラフトとか読んでも楽しめない性質だからか(インスマウスの影だけは面白かったが)、期待はずれだった。

期待したのは、彼のマンガ作品の代表作(の一つである)「稗田礼次郎」シリーズのような伝奇ホラーだったのですが、とくに民俗学や歴史のギミックが重層的に恐怖をつむぎ出すよーな話を読みたかったのですが、ちょっと違った。
得体の知れないモノに翻弄される「わたし」についての連作、なんですね。たぶんこれってラヴクラフトなどの正調ホラーの筆致なんだろう。マンガと違ってカタルシスもないし、どうも私には難しかった。

残念です。とても好きな作家なので。だからこそ、次作も買うぞ。出るかな?

うーむ・・・
14人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
コミックとちがって最後に抜ける感じが弱いかと・・・・
待望! ……なんだけど……
23人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
十数年前に発表された「秘仏」と「貘」に近年の作品を併せて収めた、漫画家諸星大二郎初の小説集。
「秘仏」と「貘」は改稿されており、他の作品と同じように〈キョウコ〉という名の女性を配して連作短編の体裁に整えてある。
「貘」は初出時の登場人物名〈祥子〉を〈狂子〉に変えてあるだけだが、「秘仏」は全面的に書き直され、初出時とはまったく違う物語になっている。もともとのこの話(当時の挿絵は花輪和一)には〈キョウコ〉は存在せず、「私」と〔少女」の一対一の関わりが、えもいわれぬ緊張感と、静かだがじわりとした恐怖をつくり出していた。「良ければどうぞ」―――作中で繰り返し使われる少女のこの言葉が、ラストシーンでとどめの一言として抜群の効果を上げていたのに、ここでは作品全体が饒舌になりすぎて、これらの仕掛けの意味がなくなってしまっている。本としての体裁より、個々の作品の出来を優先してほしかったと切に思う。

一冊の本として読み通してみると、昔と近年の作風の違いがわかって興味深い。抑えた筆致で状況描写を積み重ね、じわじわと不安を醸し出し、破裂しそうな恐怖の一歩手前でつきはなす手法は、昔の方が鮮やかだ。

あと「貘」の挿絵は初出時のもの全部を収録してほしかった。本の装幀が力の入った良いものであるだけに残念です。

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