考える技術

講談社 [単行本]
(2004-11-05)
EAN:9784062124928
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「考える技術」のカスタマーレビュー

思考習慣をつけるために
大前さんの思考法の基礎の基礎くらいが垣間見える本です。
非常にわかりやすいと思います。

わかっている人ならば今更という感じのところはあるかと思いますが、内容としては
・自分に質問を投げかける ・どうして?それって本当?もしかしたら?と様々な観点で物事を考えてみる。・常に知的好奇心を持つ等、物事を深く考えるには、ロジカルシンキングを身につけるには、日ごろから考える習慣をつけてトレーニングを積む以外無いというのが結論ですね。
考える「技術」的なところでは、MECEやピラミッドストラクチャー等、フレームワーク的なものが紹介されており目新しいことは無いですが、携帯電話の下りでは、音楽・電子マネーがすべて携帯電話に統合されるということをIpodが出た当初くらいに予測しており、流石と思いました。
仮説構築と検証で考える癖をつけることの大切さ。
仮説ベースで物事を考えることが、日本の社会・教育・未来を予測するために必要だという、大前研一氏の「考える技術」についての本。「知的に仮説を構築できる能力」。「構築した仮説を裏付けるエビデンスで仮説を結論に落とし込む」。

仮説構築と検証」は、アカデミズムに特別に必要とされる道具なのではなく、一般生活、日本の社会・メディア・教育・未来予測という点で、日常的に絶対に身につけなければならないスキルだという主張。取り扱っている対象が違っているだけで、「仮説構築と検証」を行うのが”物理学””一般社会の出来事”と対象の違いに過ぎない。対象がどんなものであっても、「仮説構築と検証」というアプローチを忘れることが、どれだけの危ない橋を渡る結果になるのか。

ロジカルシンキングに関する本はたくさん出版されているけれども、大前氏の文体は、ストレート&知的で良い意味で攻撃的。あくまでビジネスマンを購買層と想定して書いている本なのだけど、アカデミズムと一般社会の枠から新たらしい枠組みへ。年功序列・終身雇用が当然のものだと思っている中年層には目新しい刺激になると思う。

仮設構築&検証という考え方が、義務教育で身につけられないというシステムに逆に絶望を感じてしまう。知ってて当然であるべき内容なんだけど、敷居の高いと思いこんで身に付けないスキル。

- 日本の学校は人の知性を壊すシステム。

とはっきり言いきっている箇所に爽快感を感じた。教育をしっかりと変えて、知性的な子供たちを育てていかないとならない。これからの教育は「仮説構築と検証」をしっかりと教えていかないとまずい。

科学的とはどういうことか?
論理的とはどういうことか?
反証可能性とはどういうことか?

これを子供たちに教えられる先生はどれくらいいるのだろう。
ほとんど無理の先生にこの資質がないのは容易に推論できる。
主張に具体性がある
この本に限らず大前先生の本では、主張の具体的事例が直近のトピックスを利用して説明されているので、非常に説得力があると思います。コンサルタントの書いた本は教科書的なものも多いですが、一線を画していると思います。
この本を読んで、経営コンサルティングという仕事に興味を持つようになりました。周りの情報を鵜呑みにしないで、自分の頭で考えることが今後なぜ大事になってくるのかがよく分かる本だと思います。
面食らってしまいます。
1人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
どのように考えたら良いのかはもちろん、その考え方を使って実際の社会にどのようにアプローチしたら良いのかということまで書かれています。
著者の先見性には驚かされます。(携帯電話はまさに著者の言うような様相になってきています。)
しかしそれは誰でも出来ることであると著者は言います。本書に書かれているように、日々真剣に生き、自分の脳みそを鍛えていきたいと思いました。
国家に騙されないために
8人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
平凡な題名だが、著者は友人に「題名を「国家が国民をだます時代になってきた」にしたらもっと売れたのに」と言われ、その通りだったと述懐している。論理的思考能力を身に付けるという事は、自分自身の頭で考え、回りの言う事を鵜呑みにしないという事だが、最近では騙す相手が国家になっているのだ。

年金問題、介護問題、公務員の退職金問題など、近年国家が国民を騙し続けて来た事が白日の元に曝されている。自分の身は自分の手で守るという意識がないと生きて行けないとは情けないが、それが現実だ。私が著者の本を初めて読んだのは「新・国富論」だが、その時から著者の思考方法はアメリカナイズされた論理的なもので、理論で物事を解決しようという姿勢が感じられた(その分、情緒的な日本人には受けにくい)。本書は、その基本的な論理的思考方法を述べたものだが、それを用いて何から身を守るか、あるいは何に役立てるかを考えながら読むと更に効果的だと思う。

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