そして、警官は奔る

日明 恩
講談社 [単行本]
(2004-02-26)
EAN:9784062122559
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「そして、警官は奔る」のカスタマーレビュー

人間味溢れる警察小説
12人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
とても不器用だけれど、とてもまっすぐな主人公のキャラクターになんともいえない魅力を感じました。警察小説にリアリズムを求めるのか、あくまで娯楽性を求めるのかで本小説の評価は変わってくると思いますが、自分は個性豊かな登場人物にかなりの好感を持てました。
それにしても、この本をレビューしている人の中に、内容をすべて読まずに低い評価をしている方がいらっしゃいますね。最後まで読まずに評価を下すその神経が、自分にはよくわかりません。作者にも失礼に当たると思いますし、この本を楽しく読んだ人の気分をも害するでしょう。そのことに反発する意味も込めて、私はこの小説を強くお勧めします。

武本のファンになりました!
11人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この本のもととなる「それでも、警官は微笑う」を実は読んでいなくて、
いきなり続編の「奔る」を読んでしまったが、
それでも読み終えたときにはすっかり武本というヒーローが大好きになった。

不器用で口下手で見た目は怖いけど、とても礼儀正しくて職務に忠実で、
とことん生真面目なところがかえっておかしくもあり・・・

警察官として法に殉じることと、人間として優先するべき道と、
そのふたつが両立しないときはどうするのか。
とても難しい問題で、この本のテーマともなっているが、
「そのときは両立するように努力する」という、いたって単純な答が、
武本の口から発せられるととても重く感じられる。
実際にその言葉の通り黙々と目の前のやるべきことをこなしていく姿に、
教えられることが多い。

不法滞在外国人の問題や、犯罪の犠牲となっている国籍を持たない子供たちの問題など、
深刻な問題についても深く考えさせられた。

人物描写やストーリー展開がややぎこちなく、少々読みにくい部分もあるが、
それでも作者のまっすぐな考え方や主張が伝わる、清々しい力作だ。

本当に期待していただけに...
19人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本当に「そして警官~」の続編を期待していただけに、とても残念な作品となってしまいました。
不法滞在外国人の子どもの問題を延々語られても、
この作品を期待していた私にとって苦痛でしかありませんでした。
前作での潮崎と武本の凸凹コンビがとても新鮮で、今回も前作以上の活躍を期待していたのに...。
作者が不法滞在外国人の子どもの取材をしているうちに、
子供たちに対する思い入れが強くなりすぎてしまったんでしょうかね。
次の作品に期待します。
最後まで読めなかった最低のキャラ設定
32人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
『それでも、警官は微笑う』は楽しく読ませてもらったと自分の読書ノートに書いてありました、特にその時は潮崎のキャラが気に入っていたと記録していました。今回この作品、自分の気持ちに変化があったのか、全然読み進められませんでした、武本のわけのわからない不自然ささえ感じさせる不器用なそして頑固な性格、もう少しうまく書いてもらえないと読む者さえ誤解しちゃいます、潮崎は潮崎でこれはただのノー天気、判断力ゼロかと思っちゃう上級公務員試験に合格したことが全くの嘘に思える主体性のない性格、本当にひどい主人公達達のキャラ設定、とは言っても最後まで読み進めると良かったということになったのかもしれませんが残念ながら、途中で捨てました
帰ってきたヒーロー。
21人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ひさびさに続編を待ち焦がれていた小説の登場。
前作の「そして警官~」は相棒の潮崎の方が目立ってましたが。
今回は武本刑事(32歳・独身)のカッコよさが際立っていました。
ひじょ~に硬派でイマドキこんな人珍しいよ!
って感じだがそれが逆にカッコいいのだ。
人身売買・不法滞在・虐待と扱ってるテーマは重く。

人間のあり方について考えさせらた今作。
今の武本刑事の和田の過去には涙し。
そして武本刑事のその不器用だけど真っ直ぐなところに惹かれます。

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