半落ち

講談社 [単行本]
(2002-09)
EAN:9784062114394
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コメント: 表紙に使用感がありますが中はキレイです。

「半落ち」のカスタマーレビュー

良作
読了後考えさせられる内容である。
家族がアルツハイマーになった時、そして死を望んだ時、どうするべきか自分に置き換えて読んだ。もちろん殺人は許されないことである。しかし相手を思いやるがゆえに殺す主人公の心境には非常に共感させられた。
守りたいものありますか?
漠然と責任と覚悟という物を考えさせられたような気がします。
守りたい者守るために自己鍛錬続けてくしかないなと。守りたいなら。
予断なく読めば、質の高いことが分かります
 本作は警察官による、妻の嘱託殺人から自首までの空白の二日間の謎を縦糸に、
そしてこの殺人事件に関わる取調官、検事、弁護士等、関係者の心情の動きを横糸
に構成されています。縦糸に関してのコメントはネタばれに成らざるを得ないので、
本レビューでは横糸に関して紹介致します。

 とかく、縦糸の結末ばかりが注目されますが、ひとつの殺人事件が起こった後に
如何に多くの人間が関わり、思いを持っているのか、それぞれ独立した短編と見る
事ができるほど見事に描き込まれています。このあたり多くの短編を書かれている
作者の真骨頂だと思いました。むしろ殺人事件発生から様々な局面を経て人が裁かれる過程で、
関係した登場人物の心情を味わいながら読んでいったほうが、
素直入っていけるように感じます。

 もう文庫本になっている事でもありますし、事前の情報なしに素のまま読んで
頂くことをお薦めします。いろいろ話題になっただけに、予断を持って読んでも
いいことはありません。
質の高い作品である事は保障します。
テレビで謎だった部分が読んでわかった
直木賞の選考会では、歌舞伎町に行ったことがそんなに悪いのか、といった批評がでたそうです。私もそれには同意していました。でも、それ以上にどうして梶警部は自首した時に、理由をはっきりと述べなかったのか?それがわかりませんでした。思わせぶりに隠しておくより、きっちり言っておいたほうが、青年に何かあった時、すぐに骨髄液を提出できると思うのです。そうしておいたほうが、手続きもスムースに行くと思いました。
私はテレビドラマを最初に見たので、それがどうしても不思議で仕方なかったのです。
しかし、本の中で青年を守りたかったの言葉にガーンと頭を殴られた気分になりました。
梶警部はそこまで心の優しい方だったのですね。
北方謙三が警察の捜査に不備があるとのことで、直木賞落選となり、その後、著者が直木賞との決別宣言をしたりと揺れた作品ですが、文句なしに素晴らしいと思いました。
筆がまだ弱い
6人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すぐれた作品です
テーマがすばらしい
展開もスピーディです
しかし
筆が弱い
書き込みすぎます
無駄な字が多い
直木賞の選考で心無い委員からボロクソに言われました
それを真に受けて直木賞と絶交するというのも大人気ない

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