魔笛

Michael Sowa
講談社 [大型本]
(2002-06)
EAN:9784062113014
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granville
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ユーズド/良い
コメント: 表紙に多少キズ、表紙上下部に多少よれあり。帯なし。
mucho335588(一括発送割引)
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古本屋まりも
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コメント: 2004年4刷、帯なし、カバーに多少スレありますが、中はきれいです。
nirusu1
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ユーズド/良い
コメント: カバー
絵本のソムリエ(コメントみてね)
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ユーズド/非常に良い
コメント: 2002年1刷、カバーつきです。状態特に問題ないと思います。よろしくお願い致します。ありがとうございました。

「魔笛」のカスタマーレビュー

子供が夢中です
6人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
絵本にしては文章も割と難しく、しかもかなりの長文なのですが、
9歳の娘が何度も読み聞かせをせがみ、彼女一人でもしょっちゅう眺めています。「たったひとつしかないものを、粗末にするんじゃない」というフレーズが娘のお気に入り。絵も抜群に綺麗で、絵画の域です。
もっとゾーヴァの絵を見てみたくなりました。
17人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
モーツァルトの歌劇『魔笛』は大好きな作品なので、ゾーヴァがどんな絵を
描いているのか、とても期待して読み始めました。『魔笛』の物語に、
ゾーヴァがオペラ上演のために描いた原画を付けて構成した一冊。
思っていたよりもゾーヴァの絵が少ないな、それに比べて文章が多いなと、
そんな印象を持ちました。

『魔笛』には、大雑把に言ってしまうと、基調となる話がふたつあるように
思います。
王子タミーノが試練をくぐり抜けて、パミーナ姫と結ばれるというのがひとつ。
もうひとつは、鳥刺しパパゲーノがよく言えば天衣無縫、悪く言うとかなり
いいから加減な行動をしながら、パパゲーナと結ばれるというもの。

身分が違うふたりの男が困難を乗り越えて、それぞれのやり方で幸せを掴むと、
そういう話です。

で、このふたつの話のどちらにより魅力的な音楽をモーツァルトが付けている
かというと、それはパパゲーノがパパゲーナと結ばれるに至る後者のほうでは
ないだろか、というのが私の感想。。パパゲーノが歌うアリアや、パパゲーノと

パパゲーナの二重唱など、生き生きとしたモーツァルトの音楽はとても魅力的。
それに比べると前者、王子タミーノの性格やなんかは堅苦しく生真面目すぎる
嫌いがあって、それはモーツァルトの音楽からもそのように感じます。
そして、ゾーヴァが絵を描いたこの本では、タミーノ王子が試練をくぐり抜けて

パミーナ姫と結ばれる、それをメインにしています。ある意味、『魔笛』という
作品の正統的な解釈でしょう。

でも、パパゲーノのキャラをとても魅力的に描き出したモーツァルトの音楽、
そこにこのオペラの一番の魅力を感じていた私には、この本での捉え方に違和感
を覚えました。私のイメージとは違ってたというか。とりわけガクッときたのは、

パパゲーナを描いた絵を見た時。茶目っ気のある溌剌とした若い女性と、そんな
イメージを持っていたので、「うーん、これはちょっとなあ……。もう少し、
若々しく描いてくれたらよかったのに」と、かなりガックリきました。

モーツァルトの音楽の、なかでも好きな作品なので、自分の中で事前に描いて

いたイメージが強すぎたんでしょうね(苦笑) 殊にパパゲーノとパパゲーナの
ふたりにとても親しみを感じていて、モーツァルトの音楽から勝手にキャラの
イメージをふくらませていたので、それからすると、「うーん、もうちょっと
このふたりのこと、魅力的に描いて欲しかったんだけどなあ」と、そこが
物足りなく感じられました。

面白いなと思ったのは、三人の童子が学校に通う少年として描かれていたところ。
ザラストロ(パミーナ姫の母である夜の女王と敵対するグループの長)の神殿が、
ハリー・ポッターの魔法学校みたいに描かれていたのも印象に残ります。

2004年5月27日付けの朝日新聞夕刊誌上「どくしょ応援団」の中で、

石田衣良さんが「私のお気に入り」として本書を挙げていらっしゃいました。

ミヒャエル・ゾーヴァの絵は、ネットの「幻想美術館」というサイトを見る
限り、かなり惹かれるものを感じます。そのうちに、『ゾーヴァの箱舟』と
いうイラスト画集を見てみよう。

ファンタジーのとりこ
18人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ゾーヴァ大好きで、魔笛もあらすじで知る限り好きで、
おかげさまで、個人的にはとってもしあわせな一冊でした。
ゾーヴァの、ちょっと現実感の入った不思議な絵の雰囲気と、
魔笛の、謎にみちた幻想的でかつ風刺も入った雰囲気が
よく合っていました。
でも、ゾーヴァの画集というわけではないので、
けっこう文字も、絵本として考えたら、多かったです。

ゾーヴァがオペラ「魔笛」の舞台装置の演出を手がけた時に、
資料として描いたものを本にしたそうです。
ゾーヴァの演出した「魔笛」!見たかったなぁ・・・!!

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