ロードス島戦記〈2〉炎の魔神 (角川文庫)

角川書店 [文庫]
(1989-02)
EAN:9784044604028
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「ロードス島戦記〈2〉炎の魔神 (角川文庫)」のカスタマーレビュー

再生のフェニックス
1人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
カーラを追って砂漠の王国フレイムにやってきたパーンとディードの物語です。
二人の関係が恋人めいたものに変わりつつあり、その微妙な時期が描き出されている。
そして戦士としてのパーン、妖精使いのディードの力が成長していく様も。
しかし一番印象に残ったのはナルディアでした。
厳しい砂漠に生きる民、その激しさとしなやかさをそのままに生きているナルディアの姿がとても輝いている。
フェニックスを身体に封じ込めていたんだと感じるラストだった。
気高さ、そして儚さ…美しいラストシーンが心に残る逸品。
1人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
『ロードス島戦記・炎の魔神』は、小説・ロードス島戦記の中で最も好きな作品です。

時代的にはリプレイのIとIIの中間にあたり、フレイムの傭兵王カシューが風と炎の部族を如何に統合していくかが描かれています。中盤のディードリットを中心に展開する場面にも大きな魅力がありますが、特に、その美しいラストシーンは、シリーズの中で最も強く心に残りました。

また本作では、第1巻で登場したスレイン・レイリアのその後や、リプレイIIで登場するフォースの過去も語られ、主役から脇役までが十分にその魅力を発揮する作品となっています。

初見はもう10年以上前になりますが、ふとロードスの世界に戻りたくなったときにはこの巻をまず手に取ります。おすすめの一冊です。
破壊と再生
2人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
今までの水野良作品の中でも最も力作といっていいのではないでしょうか『ロードス島戦記〈2〉炎の魔神』でございます。
テーブルトークRPG的な冒険ものとしては、前巻の方がパーティと役割分担がしっかりしていたので読みごたえがあったかもしれません。この巻では主役のパーンとディードリットの内面に一歩踏み込んだ内容となっています。
二人の成長とともに、恋愛関係の進展も見られることとなります。
それと、表紙イラストはロードス島シリーズの中でも一番イイです。

冒険の要素が無いわけではありません。ディードリット達が捕らえられたパーンの救出のために敵地に潜入するくだりは、魔法や盗賊の能力を存分に駆使していて、ファンタジー世界の冒険のあるべき姿といった感じです。テーブルトークRPGの楽しさを巧く表現できていると思います。

最後の再生の場面は印象的です。まるで壮大な交響曲のフィナーレのような、絵になる美しいラストシーンです。
すてきな文章です
5人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ファンタジーの世界を書いた「ロードス島戦記」の2巻目です。

この巻は砂漠の物語です。かつては同族だった砂漠の2つの部族が、目指すものは同じでも、立場の違いから争ってしまします。その争いを中心に、騎士やエルフ、精霊使い、魔術師、傭兵、司祭たちが、「いまわしい過去からの解放」を目指して取り組んでいく物語です。

主人公の1人が、自分は何をすべきかを考えながら、仲間とともに協力して冒険していきます。

この物語は、冒険を通して「仲間とはどういうものなのか」を言外に述べているのではないでしょうか?

読みやすくて、すてきな文章です。表現が適切でわかりやすいからだと思います。

この「ロードス島戦記」シリーズを読むことを、ぜひおすすめします。

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