マグマ (朝日文庫)

朝日新聞社 [文庫]
(2008-03-07)
EAN:9784022615657
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mariotomatoブックス
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mina-minamieguch
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田中書房
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yahachiro
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ブックマートtenjin32
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「マグマ (朝日文庫)」のカスタマーレビュー

野上妙子に会いたい
映画をお願いしたいと思いました。
地熱発電の様子。ジオ・エナジーの記者会見。
「悩殺の微笑み」、野上妙子のふんばり。
今の女優さんで、どなたに野上妙子を演じてもらうと良いか、考えるだけで楽しみな作品です。
地熱発電の可能性を検証するきっかけに
日本の原子力発電を廃止せよという外圧に屈するというかなり無茶な展開から、日本に潤沢にある地殻変動のエネルギーを発電に利用するまでのサクセスストーリー。
地熱発電の可能性については非常に興味をもって読むことができたが、肝心のストーリーに関しては、各章毎に浪花節的盛り上げが続き、できの悪い連ドラを見ているような気がしてあまり楽しめなかった。
現実はもっとやばくないですか?
近年のエコロジーブームは異常という気がします。
プリウスに代表されるエコカーは生産に必要なレアメタルの抽出に
大量の排水汚染を作り出しているという話が雑誌に出ていました。
空気に値段つけてるとしか思えないCO2排出権取引。
バイオ燃料は食糧危機を増進させている・・・
などなど
エコロジーは何が真実か、何のためなのか、よくわからないまま
「環境のため」「地球のため」「子供達の未来のため」といった金科玉条を
ぶらさげて世界的なブームを巻き起こしています。
この小説は2006年に書かれたこのですが、石油の値段やエコロジーに対する企業のスタンスなど、現在を見事に予測しています。
エネルギーを主題にし、小説内では利権や金、栄達や名誉が入り組み、多くの陰謀が
張り巡らされ、一気に最後まで読んでしまいます。
しかし、小説内の世界では最後には発電への未来が少しだけ明るく見えました。
我々の暮らす現実の世界はこの小説よりずっと根深い利権や金や各国の思惑の果てに
なんだかおかしな方向に向かっているような気がしてなりません。

行間が濃厚。TCIによるJパワー株式買増中止勧告や、カリフォルニア電力クライシスとエンロンなど
2人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
行間が濃厚。TCIによる電源開発(9513.t)株式買増中止勧告や、カリフォルニア電力クライシスとエンロンなどの膨大な資料と、原子力の現場人が心裡に抱える信念や、大学腐食など研究開発基盤の課題など、緻密な取材が垣間見える。著者は勿論のこと、取材協力に尽力された人々の賜物ではないか。
「外資ファンド=ハゲタカ、物言う株主=総会屋・グリーンメーラー」という固定観念を超え、環境やエネルギーの課題が国境を超えるスキームを、マグマのように情熱を内に込めつつも冷静に提示している印象である。
利回りや元本割リスク(金融商品取引法37条の3)等の法定の説明のみに留まりがちな、日本資本の投信ファンドについて、諸外国における運用について掲げる基本方針と理念に基づいているかを監視する責務を伴うことにも、静かなる警鐘を鳴らしているようにも思えた。

『TCIの電源開発(株)への投資に対し中止勧告を行いました』(平成20年4月16日 財務省・経済産業省 報道発表)
https://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/tci20080416-01.htm
TCIによる電源開発(9513.t)株式保有状況(東京証券取引所)
http://www.tse.or.jp/
『八丁原バイナリー発電施設のRPS法認定について』(平成17年2月25日 九州電力株式会社)
http://www.kyuden.co.jp/press_h050225-1.html
自然公園法及び国立公園における申請・届出
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32HO161.html
http://www.env.go.jp/park/apply/basic/index.html
ザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(The Children's Investment Fund)
http://www.tcifund.jp/
http://www.ciff.org/
プロジェクトX的な経済小説
4人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
原発への強烈な批判を描いているともとれる作品。
『ハゲタカ』同様、著者の文章力とストーリー構成力は素晴らしい。
終盤の夫婦間のコミュニケーションには涙した。
実に見事な作品。

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