この手の書を待ち望んでいた
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そうそう、今年(2007)は初めて人工衛星が打ち上げられてから50年になるのだ。この本を目にしなかったら、恐らく気付かずに過ぎ去っていったのかもしれない。
この手の書籍がもっともっと出版されてもいいと思うのだが。
本の内容は、これまで打ち上げられてきた衛星や探査機などから約100機余りを絞り込んで年代順に纏めたもので、非常に読みやすくなっている。
読み進めていくと、その当時の面影や自分の生い立ちなどが思い出される。
モノクロではあるが適度に写真や資料も載っており、衛星や探査機の目的・計画などを知ることが出来るのもありがたい。
只、著者が朝日新聞の出なので、所々偏った記述があるのは少し気になる。他の報道機関の記事なども合わせて載せて欲しかった。
全体的にみて、良くこの本一冊に纏めたものだと感心する。
値段も手頃で、どちらかというと読み得な書だと思える。
宇宙開発に興味のある方、是非手にして貰いたい。
宇宙開発史の俯瞰にはうってつけ
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元朝日新聞科学部長、論説委員である著者が、科学ジャーナリストの目線からまとめた宇宙50年史。
東西国を問わず、主要な人工衛星、惑星探査機、有人宇宙船がそれぞれの上げた成果、及び
社会に与えた反響などとともに、年代順に数ページずつ紹介されている。
まるで宇宙のスター100選といった趣で、全ての衛星が網羅されているわけではないが、その分、
当時の新聞記事や写真、発行された記念切手の図柄などと併せ、著者の取材体験なども交えた
無味乾燥な図鑑ではない、読ませる内容の本に仕上がっている。
米ソの宇宙開発競争から、日本の宇宙開発、21世紀の火星探査までの全道程を要領よく追える、
宇宙開発史の俯瞰にはうってつけの一冊。
お気に入りのエピソードを詳細に追う際の、とっかかりの一冊としてもお薦めだ。