人類絶滅の話ですが、最近の環境問題により数十年から数百年の単位で絶滅云々という話ではありません。
まず本書は、古代からの化石記録から種数の増減を調べることで、進化の軌跡をたどることから始まります。
そして進化の断続平衡がなぜ生じるのか、それに環境変動がどう関わってきたのかについて述べられます。
環境の変動によって絶滅種と新たに発生する種が生じることから、大進化と大絶滅は表裏一体の関係であることが示されます。
そして、人類絶滅ですが、人類は自ら環境を変動させることで、自らの絶滅を早めているというのが、本書の結論のようです。
ということで、帯にあるほどのインパクトはありません。
それにしても本書の校正はひどい。
何しろオーストリア大陸ですから。
笑ってしまいます。

ごくごく平凡な結論